“結果を出す男”森岡亮太が少年時代に養った「自分で考える力」。創造性あふれるプレーの原点
2018年01月31日
僕らがサッカーボーイズだった頃べフェレン(ベルギー)からCL常連の強豪アンデルレヒト(ベルギー)への移籍が決定したMF森岡亮太選手。今季27試合で9得点11アシストと好成績を残すと、11月に行われた『欧州遠征』では3年ぶりに日本代表へと復帰を果たした。新天地ベルギーで躍進し続けている森岡選手はどのようなジュニア時代を過ごし、ここまで成長してきたのだろうか。『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.47』では、森岡選手本人をはじめ育成年代で彼の成長に関わってきた人々にインタビュー取材を敢行。その一部を抜粋して紹介する。
取材・文●元川悦子 写真●Getty Images
『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.47』より一部転載
天性のひらめきや創造性が際立っていた少年時代
ベルギー北西部に位置する小さな町・ベ フェレンで2017年10月25日に行われた17-18シーズン・ベルギー1部第12節のワースラント・ベフェレン対コルトレイク戦。1-1で迎えた後半35分、背番号44をつける日本人MF森岡亮太が左サイドバックのクロスに勢いよく飛び込み、渾身のヘディング弾をゲット。チームに逆転勝利をもたらした。
「メッチャいいボールが来たんで、ホント合わせるだけって感じでしたね」と本人も興奮気味に言う。この時点で早くもシーズン6得点。この2節後の11月4日のロイヤル・エクセル・ムスクロン戦でも1点を追加し、14試合7ゴール・8アシストという数字を残している。
この目覚ましい活躍ぶりには、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「ベルギーでも彼のポジティブな話が出ている。最後のパス、得点とオフェンス面については評価できる」と前向きに語り、3年ぶりに日本代表に復帰させたほどだ。
「小学生時代の亮太も『結果を出す男』でした。ポジションは主にボランチでしたが、チームの得点の9割くらいを彼が取っていた。『自分が点を取るためにどうするか』を逆算して考えられる賢さが当時からありました」と小中学生時代に通ったFCソルセウの高山毅総監督が言えば、京都・久御山高校時代の恩師・松本悟監督も「天性のひらめきや創造性が際立っていて、頭の部分が少し違うのかなと感じるところは多々ありました。が、最近はシュート力も劇的にアップしている。それには驚かされました」と教え子の変貌ぶりに度肝を抜かれたという。
ヴィッセル神戸、ポーランド、ベルギーと育成年代の指導者たちも目を見張る成長曲線を描いている森岡亮太。「旬な男」のバックグランドを追った。
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