“結果を出す男”森岡亮太が少年時代に養った「自分で考える力」。創造性あふれるプレーの原点

2018年01月31日

コラム

森岡選手の母が実践した5つの子育ての基本

 教職に就いている母・弘子さんには、子育てをするうえでの基本がいくつかあった。

①朝爽やかに起きて朝食をしっかり食べられるように、21時には家族揃って寝るのが目標
②周りの人に誠実に接し、友達を大切にする
③本や新聞を読む
④幅広い体験をする。お手伝いもしっかりやる
⑤授業や宿題、当番などの学校生活も真面目にやる

 これらはあくまで生活面の約束事。森岡も言うように、サッカーに対して口出しすることは皆無に近かったという。

「『兄と違うチームに入りたい』と亮太に言われた時、練習にも行き、監督にもお話を伺いました。高山さんの『自分で考えるサッカーをして、サッカーを楽しめる子どもの育成を目指している』という言葉通りの練習風景を見て、信頼してお任せしました。チームメートのお母さんに『お家の方が来ると亮太君が頑張る』と言われて、公式戦はなるべく応援に行くようにしましたが、サッカーのことは分からないので見ているだけでした。

 サポートしたことがあるとすれば食事の面。小5の時に京都府選抜に選ばれた際、栄養管理の話を聞いて本人がすごく気を使うようになったので、家でも炭酸系の飲み物やスナック菓子をできるだけ置かないようにし、栄養面を考えた食事を出すように心がけました。喘息持ちだったので生活リズムを崩さないように気をつけました」と母は述懐する。

 両親から正しい教育を受け、人として真っすぐに成長しながらサッカーに邁進していた亮太少年。上の2学年が少なく、小4から公式戦に出て活躍していたこともあって、比較的順調なレベルアップを遂げていった。

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