大宮アルディージャ、レジスタFC、バディーSCが「チビリンピック2018」全国大会出場決定!!/大会レポート
2018年03月19日
大会情報取材・写真・文●中澤捺生
3チームが全国の舞台へ
3月17日(土)、18日(日)に「JA全農杯チビリンピック2018 小学生8人制サッカー大会」関東大会が鴨川市総合運動施設陸上競技場・サッカー場で行われ、大宮アルディージャジュニア(以下、アルディージャ)、レジスタFC、バディーSCが全国大会への切符を手にした。
同大会には関東8都県から16チーム(各都県2チーム)が出場。初日に予選リーグ(A~D各組4チーム)、2日目に決勝トーナメントが行われた。試合形式は3ピリオド制(12分×3)。3チームが全国大会へと出場できるため、準決勝と3位決定戦は代表決定戦となる。
準決勝はアルディージャと鹿島アントラーズつくばジュニアが対戦。アルディージャが第1ピリオドに先制し勢いに乗ると第2ピリオドには15番・田中翼冴くんが右サイドをドリブル突破しクロスをあげる。「ニアに走り込んで、上を狙ってシュートを打ちました」と話す11番・千葉琉生くんが豪快に突き刺しスコアを2-0とした。その直後に失点するも第3ピリオドに2点を奪い、4-1でアルディージャが快勝した。
もう一方の準決勝はレジスタFCとバディ-SCが激突。第2ピリオドにレジスタFCの6番・髙島陸くんがゴールを決めると、固い守りでバディーSCを零封。決勝進出と同時に全国大会行きを決めた。
残り1枠を争う3位決定戦。鹿島アントラーズつくばジュニアと対戦したバディーSCは第1ピリオドに先制に成功する。CKからGKが弾いたボールを21番・松澤昂琉くんがダイレクトで合わせた。
「弾くと思ったので、ポジショニングをニアから真ん中に変えました」。試合後に松澤くんは1点目について振り返ってくれた。
バディーSCは試合終了間際にピンチを招くもポストに助けられる。結局、1-0で逃げ切り、全国大会出場を決めた。
決勝戦は第2ピリオド早々に試合が動いた。GKに下げた弱いパスを見逃さなかった大宮アルディージャジュニアの9番・竹内奏海くん。「必死に足を伸ばしてボールに触りました」と先制点を挙げる。この1点を守り抜いたアルディージャがレジスタFCを下し優勝を飾った。
全国大会は5月3日(木)、4日(金)、5日(土)に日産小机フィールド・日産スタジアムで行われる。
優勝 大宮アルディージャジュニア 金川幸司監督のコメント
3ピリオド制だったので、下の学年の子もメンバーに入ったりしました。(下の学年の子たちと)一緒に練習しているわけではないのでチームがいかにまとまるかがこの大会は重要でした。難しかったと思いますが、選手たちはいつも通りのプレーをしてくれたと思います。レジスタと試合するのは今年で3回目でした。新人戦の決勝戦では0-5で負けましたが選手たちはその教訓を今回の決勝戦で生かしていました。勝つためにはどうしないといけないのか、考えてプレーしていました。でも(決勝戦は)ボールを保持する大宮のスタイルができていませんでした。判断が悪くボールを持つと慌てるところもありました。そこは、これからの課題でもあります。全国大会はレベルの高い相手と試合ができます。そのような舞台で練習してきたことがどれだけ表現できるか楽しみですね。
優勝 大宮アルディージャジュニア 主将 斉藤秀輝くん
何試合か失点してしまいましたが、その分攻撃陣がたくさん得点を奪ってくれたので良かったです。レジスタ戦は先制点を奪って自分たちのペースで試合を進めることができました。新人戦では負けていたので勝てて嬉しかったです。前回(レジスタFCに)負けた試合は後ろでボールを回して奪われて失点してしまうことがあったので、この試合は裏のスペースにロングボールを蹴るようにしました。全国大会は埼玉県代表として、悔いの残らない試合をして絶対に優勝したいです。
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・JA全農杯チビリンピック2018 小学生8人制サッカー大会
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