出場機会をどう生み出すか。「3ピリオド制」のメリットとデメリット【5月特集】

2018年05月09日

育成を考える

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【写真右から3番目、大山田サッカースポーツ少年団・小山直樹総監督】

東海エリアは6年生だけで構成できるチームはなかなか少ない

――残念ながら準決勝にはコマを進められませんでした。率直に、監督として今大会の出来をどう感じていますか?

小山「まだまだノージャッジでプレーしていたり、「ボールをつなぐ」などといった部分で雑さが目立ちました。ただ、気持ちの部分では十分に今の力を出し切ったと思っています。

 この試合は第1ピリオドで2点先制して第2ピリオドで1点返されました。最後の第3ピリオドで4点を入れられてしまったので『もっと粘り強く戦えた』と感じています。どこか気の緩みが出てしまって、こういう負けにつながったのかな、と。この課題をチームに持ち帰り、またチームを作っていきたいと考えています」

――第3ピリオドに先にゴールを奪われました。あそこから崩れた印象です。

小山「大宮アルディージャさんは『前に出てくる推進力』がありました。もしかして失点した後少し長い時間失点せずに粘っていれば、また展開が違ったのかもしれませんが、うちはあそこで粘り強く戦えず、自分たちの中の弱さが出てしまいました。そこを踏ん張れるチームにしない、と」

――まだチームはスタートしたばかりです。今後の選手たちに期待しています。今大会は『3ピリオド制』で、通常の大会とはレギュレーションが違います。今朝、ディアブロッサ高田FCの川上監督に話を聞いたのですが、昨年までは東海エリアと関西エリアは6年生で出場できず、5年生で戦っていたそうですね。関東エリアは6年生が出場していた状況なのに、全国規模の大会としては運営の粗さが目立ちます。

小山「ディアブロッサ高田さんとはいい交流させてもらっています。この大会については関東エリアのチームとは一学年違っているので『6年生にならへんかな』という話をしていました。それで今年からようやく6年生で出場できるようになりました。でも、東海エリアは名古屋グランパスさんが頭一つ抜けているので出場枠が一枠だと他のチームにあまりチャンスがありません。ただ、今年は二枠になったので少しチャンスが増え、私たちもその切符をつかむことができました」

――第2ピリオドの選手たちは小さい子が多いです。チーム編成を教えてください。

小山「うちのクラブは6年生だけで16人もまかなえないので、5年生も一緒に戦っています。三重県全体を見回しても、6年生だけで16人そろうチームはなかなか少ないと思います。東海エリア全体的に言えることかもしれません」

――ピリオド制で全選手を交代するとチビリンピックの予選に出場するチームが減るのではないかと思うのですが。
 
小山「16人を6年生だけでなく、5年生や4年生を加えたら出場できるのですごく減るということはないと思いますが、多少の影響はあるか、と。チームレベルという話になれば3ピリオドではなく、2ピリオド制で行った方がレベルは保てるのではないでしょうか。

 JFAも推奨している『出場機会』という点においては、日頃は試合に出られない選手が出場できるので、こういうレギュレーションもありなのかなというふうには思っています」

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