本格的なサッカーの指導は”11歳”からが理想的。元バルサ育成統括コーディネーターが語る育成理論

2018年05月10日

サッカー練習メニュー

11歳~14歳の子どもたちには、どういった要素を取り入れたトレーニングを行うべきなのでしょうか。元FCバルセロナ育成統括コーディネーター、ラウレアーノ・ルイス氏は「集団プレーを学び始めつつ、引き続きゲームを通してボールコントロール、レガテ(ドリブル)、フェイントについて磨きをかける必要がある」と話します。その言葉の真意とは。『世界最高のサッカー指導書 バルセロナトレーニングメソッド』から一部抜粋して11歳~14歳の育成哲学を紹介します。

著●ラウレアーノ・ルイス 訳●高司裕也 写真●ジュニサカ編集部

『世界最高のサッカー指導書 バルセロナトレーニングメソッド』より一部転載


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11歳が本格的にサッカーの練習を始める時期

 私たちは経験上、サッカーの指導を本格的に始めるのに理想的な年代が11歳であると考えています。この年代においては、引き続きボールコンタクトに時間を割くことや、プレーの概念について理解することが重要です。

 歴史的に有名な選手たちについて調査してみても、この年代からサッカーを本当に好きになり始めているという事実があります。継続的にボールに触れる回数を増やし、その上で状況を理解しながらボールタッチすることを学びます。

 そして、状況認知能力を高めるとともに、プレーの中での身体の動かし方やその理由について体そのもので覚えます。この継続的な積み重ねによって、サッカーのロジックを身につけることができるでしょう。

 1人1つずつボールを持って練習することがとても重要です。ボールと友達になるくらいまでボールタッチを繰り返して技術の向上に努めます。初歩的なレベルでは、ボールタッチの感覚を養うために、ボールの空気は少し抜いた状態が望ましいです。

 しかし、レベルが高くなってきたら、規定の硬さまでボールの空気圧を調節します。実戦に近い状況でトレーニングを行い、ボールの扱い方を学びます。リフティングを行う際には、バランス能力を高めるために、足、もも、胸、頭を体の様々な部位を使って、ボールを落とさないようにプレーしましょう。ボールテクニックの練習で、足を絶えず動かし続けることで、高いバランス感覚を身につけることができます。

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