サッカーに多いケガはなぜ起こる? スポーツ障害の原因と予防法を知る

2018年04月29日

コラム

もも裏の筋肉が固いとオスグッドなどのケガにつながる

 膝や腰のスポーツ障害の場合、ハムストリングという足のももの裏の筋肉の腱の部分が固い人が多いです。本来、ハムストリングやアキレス腱などが固いと前屈はしづらいのですが、その分、余計に腰を折り前屈してしまうのです。またボールを蹴るときにも、もも裏の筋肉を使わずに腰を反らせることで勢いをつけて蹴っている。

 つまり、歩くときも走るときも、常にもも裏の固さをかばい、腰が過剰に動きすぎていることになります。針金を何度も同じところ曲げていると折れてしまいますよね。それと同じで、オーバーユーズになり、腰の疲労骨折が起こってしまうのです。

 これが腰椎分離症の大きな原因で、大人になるとヘルニアになる可能性もあります。オスグッド病も同じく、ももの後ろが固いために、膝を伸ばしにくく、伸ばすときに力が入りすぎて膝下に負担がかかってしまい、痛みが起こります。

 ハムストリングというのはものすごく大きな筋肉で、走る、蹴る、ジャンプする、すべてに使う筋肉。ここを柔らかくし、使えるようにすると、腰椎分離症などスポーツ障害の予防になるだけでなく、走力もぐっと上がるので、積極的にストレッチすることをすすています。

 当院では、ハムストリングやアキレス腱など「腱」のストレッチに効果的なPNFストレッチをやってもらうようにしています。腰を折らずに、足を使うことを意識してやってみてください。

 またこの他、アキレス腱が固い子は、しゃがんだ状態で、前後に行って戻って、という動きを繰り返すと、腱が良く伸びるのでおすすめです。この動きでは、アキレス腱、足の裏、中足骨をよく使うので、疲労骨折の予防になるだけでなく、サッカーでの走りだしなど、前後の動きがよくなります。サイドステップができない子は、これの横の動きを繰り返してみてください。小指側に力が移動するのが実感できます。

オスグット図版

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