Jクラブのサッカー進路を探る。サガン鳥栖はセレクションのとき、どこを見て、何を重要視している?

2018年09月16日

進路選択

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セレクションで重要視していること
 
 2018年度からの入団となるジュニアユースのセレクションは、去年の10〜11月の間に三次まで行われた。

「私たちはU-12というジュニアチームを持っていますから、ジュニアユースの選手はそこからの昇格組とセレクション組から構成されています。ただスカウトやU-12監督の佐藤(真一)から『いい選手がいた』と情報を受けたら練習に招待するようなケースもあります。でも、そういうことは一人か、二人かぐらいのものです。もちろん全くない場合もあります」
 
 では一体、選手を選ぶ時にどんなことを重要視しているのだろうか。

「私たちは『チームのためにハードワークをすること』をクラブ哲学として掲げています。具体的には、走り負けない、勝負にこだわる、球際で諦めないという核の部分は、すべての選手に当たり前に求めるものです。その上でテクニック、フィジカル、メンタルをバランスよく兼ね備えた選手であるかどうかをしっかり見極めるようにしています。セレクションは各カテゴリーのスタッフが集まり、みんなで判断しています。私たちは運よく長年サガン鳥栖のアカデミーで仕事をしているので、ボーダーラインの選手以外はあまり意見が分かれません。そこは私たちの強みであると思っています」

 一方で、ジュニアから昇格できない選手もいる。ただ選手の成長は一様ではないので、ユースでまたサガン鳥栖に戻ってくる場合だってあるかもしれない。そう考えると、彼らに合った受け入れ先をサポートするのも大切だ。

「はっきりとは言えませんが、ジュニアからはだいたい5〜10人が昇格しています。6年生は年に三回の面談があります。保護者を交えて話す三回目の面談で昇格の不可を伝えますが、そこでいきなり伝えるわけではありません。年間を通してコミュニケーションを図りつつ、まずは『本人がどこでサッカーをしたいのか?』を真剣に考えてもらっています。当然、昇格できない子たちには必要であれば、一人ひとりが希望するクラブにコンタクトをとるようにサポートは行っています」。
 
 クラブの育成指導者として、長年居続けることで関わりのあるクラブもたくさんある。その分、地域の指導者ともコミュニケーションがとれるのだ。それはサッカーの楽しさ伝える普及部門「サッカースクール」を展開していることも理由の一つに挙げられる。

「自前のスクールのほか、トレセンなどにも指導者を派遣しているので、私たちは様々なつながりを持っています。当然、トップの選手は学校へサッカー授業に行きますし、地方の一クラブとしては鳥栖を中心としたこの地域との関わりを大事にしています」。

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