【第37回全日本少年サッカー大会】鳥取県大会 決勝レポート「FCアミーゴの連覇を阻止し、鳥取KFCが東部地区として初の優勝を果たす!」

2013年06月24日

大会情報

FCアミーゴの連覇を阻止し、鳥取KFCが東部地区として初の優勝を果たす!


6月23日(日)に行われた、「第37回全日本少年サッカー大会 鳥取県大会」最終日。準決勝で城北フットボールクラブ育成会を下した鳥取KFCと、岩倉キッカーズAに勝利したフットボールクラブアミーゴ(以下、FCアミーゴ)が、全国大会への切符をかけて激突した。

立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられる中、14分にFCアミーゴが先制。開始から多くのチャンスに絡んでいた坂本真也くんが、中央から決めて均衡を破った。しかし、先手を許した鳥取KFCも、その後のピンチで守備陣が粘り強い守りを見せ、0-1で前半を終えると、後半にペースを握る。

まずは26分、右CKのチャンスをつかむと、中央に飛び込んだ植田葉月くんが決めて追い付いた。その後はFCアミーゴにもチャンスがあったが、残り時間が少なくなってきた35分、石本一樹くんが中央をドリブルで突破し、GKとの1対1を冷静に決めて逆転。その後は集中した守備で、最後まで1点差を守り切った。

県内最多優勝記録を持ち、3年連続13回目の優勝を目指したFCアミーゴに競り勝った鳥取KFCは、初の決勝進出で見事な初優勝。鳥取県は過去36回、すべて西部地区のチームが優勝しており、東部地区の鳥取市で活動している鳥取KFCは、西部地区以外のチームとしても初めての、歴史に残る優勝となった。

チームの指揮を執る高橋康晃コーチは、「歴史を塗り替えることができたのは、この子たちの日頃の努力の賜物。ちょっとした差だったと思いますけど、みんなで気持ちを一つにして、最後のところで何とか勝ち取った勝利だと思います」と喜びの声。キャプテンの奥元大晴くんは「全国大会でも今まで通り、みんなで協力して、良いサッカーをしたい」と意気込みを語った。

■鳥取KFC・高橋康晃コーチのコメント
この歳になると、うれしくて泣くことは、なかなかないんですが、本当に子どもたちに良い経験をさせてもらいました。歴史を塗り替えることができたのは、この子たちの日頃の努力の賜物。相手チームも強かったですし、ちょっとした差だったと思いますけど、みんなで気持ちを一つにして、最後のところで何とか勝ち取った勝利だと思います。本当に子どもたちがよくやってくれました。(今回が初の決勝進出。相手は3年連続の決勝進出だったが)いつも子どもたちには「いつも通り、楽しんで、最後までやり切ろう」と言っていたんです。楽しむために、自分たちのサッカーをしっかりやって出た結果なので、大舞台だからといって、特に声掛けはしませんでした。全国大会でも特に変わらず、子どもたちがサッカーを楽しむことを第一に、いろいろなものを出し切ってチャレンジしてほしいです。

(文・写真●石倉利英)

■大会フォトギャラリー
(写真●石倉利英)

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