食事によって骨格をきちんと作る

2013年03月29日

コラム

 サッカーだけではなく、スポーツ選手であれば「背を伸ばしたい」と願う人は多いでしょう。成長のスピードは個人差がありますので、小柄だからといってあまり神経質になることは良くありませんが、成長期を迎えるにあたって、小・中学生年代は身体の基礎を作るとても大切な時期です。

 では、背を伸ばすための食事とは、どのようなものになるのでしょうか?
  背が伸びる要因の中で、食事の効用があらわれやすいのが骨格形成です。食事によって骨格をきちんと作ることで、成長を促すことができるのです。
  まず骨自身の成長は、カルシウムを多く含む食品を取ることで促進できます。それとともに、骨同士をつないでいる腱・靭帯、筋肉の強化も欠かせません。その役割は、たんぱく質が担います。

 カルシウムは吸収を助けるビタミンDと、たんぱく質は体内での合成を助けるビタミンB2と、それぞれ一緒に摂取することで、その効果がさらに高まります。
  また、細胞を活性化させる亜鉛や、酸素を運ぶヘモグロビンの材料となる鉄分も、成長促進には必須になります。特に鉄分は不足しやすい成分ですので、意識して食事に取り入れることが必要でしょう。

 健やかな成長を促し、背を伸ばすためには、「体作りの材料となる栄養素」を小学生の頃から毎日しっかり取ることが大切です。骨格を作る骨や靭帯・腱などは、すべて口から入る食べ物によりできています。毎日の食事の内容が、将来大きくたくましい体に成長するかどうかを左右するのです。

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