【第37回全日本少年サッカー大会】山形県大会 決勝レポート「フォルトナ山形が3年ぶり2回目の優勝を飾る!」
2013年07月01日
大会情報フォルトナ山形が3年ぶり2回目の優勝を飾る!
山形県大会の決勝戦は、前日に行われた準決勝で勝ったFCドラゴンとフォルトナ山形が駒を進めた。
立ち上がりから押し込んだのはFCドラゴン。高い位置から素早くプレッシャーをかけてペースを握ると、フォルトナ山形のゴールに次々にシュートを打ち込んでいった。13分のコーナーキックでも加藤くんが直接ファーポストに当てるなど、主導権を握るなかでチャンスが続いた。
フォルトナ山形は厳しいプレッシャーを受けながらなんとか蹴り出すのが精一杯。一方的な展開となったが、失点だけは防いで前半をスコアレスで折り返すと、後半は前線の阿部雄大くんにシンプルに預ける戦術で押し込んだ。それでもなかなかシュートに持ち込めずにいた後半5分、一瞬の隙を突いた庄司夢之介くんが中央を2列目から飛び出し、「ここはしっかり決めないといけない、と気持ちを込めて蹴った」と冷静にインサイドで流し込み、フォルトナ山形が先制した。
ビハインドとなったFCドラゴンも反撃に出る。終盤にかけて、敵陣に人数をかけるFCドラゴンと、コーナーでキープして時間を使うなど逃げ切りを図るフォルトナ山形の白熱の攻防が続いたが、GK黒木隆成くんの好セーブなどもあり、1点を守りきったフォルトナ山形が3年ぶり2回目の全国切符を手にした。
■フォルトナ山形 椎名俊臣監督のコメント
前に行って取られるのならいいのですが、きれいにきれいにやろうというところが見受けられたので、「もう内容はいいから勝つことだ、泥臭くてもいいから行こう」と試合中から声をかけていました。選手はまだまだおとなしい。一人一人がもっと声がけをしたり、コミュニケーションスキルをも必要。合宿を張って信頼関係を築いたり、サッカーと並行してサッカー以外の部分ももう少しやっていかなければいけないのかなと思います。今日のような試合では全国では厳しいと思いますが、3年前は予選で敗退したので、なんとか予選突破したいなと思いますし、負ける試合は考えてないです。
(文・写真●佐藤円)
■大会フォトギャラリー
(写真●佐藤円)
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