【第37回全日本少年サッカー大会】奈良県大会 決勝レポート「エースのハットトリックの活躍で高田FCが5年連続で全国へ!!」

2013年06月10日

大会情報

エースのハットトリックの活躍で高田FCが5年連続で全国へ!!

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「第37回全日本少年サッカー大会 奈良県大会」の決勝が6月8日(土)に葛城市の新庄健民第1運動場で行われ、ディアブロッサ高田FCが4-0でポルベニルカシハラに勝利し、5年連続14度目の全国行きを決めた。

 立ち上がりから、ボールを支配し試合を進めたのは高田FC。序盤から惜しい場面を作るも、「これだけの応援団がいる試合は初めてだったので、立ち上がりは緊張した」(キャプテンの8番・久保湧哉くん)と動きの固さから1点が奪えずにいたが、徐々に緊張がほぐれ、高田FCの持ち味であるドリブルにグループでの崩しを交えた攻撃が活性化。18分に右CKを7番・池田達哉くんが頭で合わせて前半を折り返した。

 1点を決めて、勢いに乗った高田FCは後半からゴールラッシュを開始。後半11分に自陣から久保くんがドリブルで相手ゴールまで一人で持ち込み、GKとの1対1を決めると、15分にも中盤でのボールの奪い合いからフリーで抜け出した久保くんがGKをかわし、落ち着いて3点目を獲得した。終了間際の17分にも、池田くんがハーフウェーライン中央から浮き球のパスを前線に展開。ペナルティエリア左で待ち受けた久保くんが飛び出したGKの右脇に流し込み、4-0で試合を終えた。

 勝利の立役者となった久保くんは「全国を決められてすごく嬉しいです。ドリブルにワンツーやスルーパスといった連携を組み合わせた攻撃が僕たちの持ち味。DFは全国でも十分通用するレベルにあると思います。みんなすごいしっかりしてくれているので、攻撃も安心してできます。今日のハットトリックは仲間がいいボールをくれたおかげだと思います」と話した。

■ディアブロッサ高田FC・川上弘仁監督のコメント
試合前から「上手く行かないのが当たり前、0点に抑えられても普通やと思ってやりなさい。もし、やられたとして慌てないでいい」と伝えていました。前半は0-0でもOKだと思っていたので、前半終了間際に1点が取れたことが大きかったです。うちはサッカーが大好きな連中らが集まっている。好きなこと、やっていて楽しいことだけじゃなく、苦手なことやしんどいこと、痛い思いすることも頑張れる子たちなので、チーム皆のために走らないといけないし、チーム皆の失敗を消さないといけないというのを分かっています。守備の選手も前をやっても十分できる子たちだけど、チームの役割として泥臭く守備をしてくれているので、前の奴はそんな気持ちを感じて、“やったらな!”と思えることが纏まりの良さになっていると思います。

(文・写真●森田将義)

■大会フォトギャラリー
(写真●森田将義)

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