圧巻の強さを見せたレジスタFCが浦和レッズジュニアを下し、第20回前橋市長杯を制す!!/決勝レポート
2016年09月21日
大会情報
文・写真●星野志保
レジスタFCが第20回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯を制す
平成28年熊本地震 東日本大震災復興支援 第20回国際交流サッカー大会U-12 前橋市長杯が今年も前橋市内6会場で行われ、韓国、オーストラリア、シンガポール、タイの5カ国から9チーム、東北から近畿地方までの45チームが参加した。
9月19日(月・祝)の決勝戦まで駒を進めたのは、共に埼玉県のチーム。創部4年目の浦和レッドダイヤモンズジュニアと、昨年の全日本少年サッカー大会で頂点に立ったレジスタFC。
最初にゴールを決めたのはレジスタFCだった。前半3分に、10番の川地皓くんからパスを受けた11番・新井海斗くんがGKをファーストタッチでかわしてシュートを決めた。「フリーで待っていると、10番の川地くんからいいボールが来たので、キーパーを抜いたらチャンスだと思った」と狙い通りのゴールに満足げな表情を浮かべた新井くん。
そのわずか2分後にも、チーム唯一の5年生・中田旭くんが左サイドからネットに叩き込み、2点をリード。「浦和のDF3人が10番の川地くんに引きつけられていたので、僕はその裏のスペースに出て、こぼれ球も狙っていたんですけど、11番の新井くんが(フリーになっていた自分に)パスを出してくれたので、よくボールを見て打ちました」と中田くん。
2点リードした後半もレジスタは攻撃の手を緩めず、後半が始まってすぐに、8番・中田くんのシュートのこぼれ球を頭で合わせた新井くんが3点目を決め、試合を決定づけた。
一方、レジスタの速い寄せに苦しんだ浦和は、最後までゴールを奪えず、無失点に抑えられた。試合後、浦和のキャプテン・水倉慧くんは、「レジスタとはいろんな大会で戦っているけれど、一回も勝ったことがなく、今日も負けてしまいました。最初に失点してしまったのが敗因です。他チームよりもパワフルで、ウチはちょっと引いちゃったかなという感じはありました。守備では相手にぴったりくっついちゃってスペースを与えてしまった」と悔やんだ。
レジスタのキャプテン・江座凜太朗くんは決勝戦について「トップにボールを当てて、そこから2列目が出てきて上手く崩していこうと、試合に臨みました。相手のトップが速いことは分かっていたので、スピードに乗らせる前に、相手が後ろ向きの時に厳しく行って、そこで(攻撃を)止めようと思っていました。無失点で終われたのは良かった」と語り、「次は全日本少年サッカー大会で連覇を目指し、一つひとつの技術を高めて、高い意識で大会に臨みたい」と気を引き締めた。
■レジスタFC 中城勉監督のコメント
最後まであきらめずにみんなが頑張ってくれました。昨日今日と雨が降ってグラウンドの状況も良くなかった中で、自分たちのサッカーができませんでしたが、その中でも最後まで集中してくれた結果、無失点で終われたのは自信につながったかなと思います。
最初の2得点は、カウンターからでしたので、キーパーも含めよく耐えて、相手のボールを奪って良い流れで得点できました。前橋市長杯ではこの形がよく出ていましたが、これまでには見られない形だったので、チームとして新たな発見ができました。
2か月後に行われる全国少年サッカー大会埼玉県大会に向け、この前橋市長杯でチームとしては勢いをつけたかったのですが、それができて良かったです。埼玉県を勝ち抜くのは本当に大変で、今年に限っては大宮アルディージャを中心にレッズも含めて、どこが出てもおかしくないチームばかり。これらのチームにしっかり対応できるように、どんなチームにも勝ち抜いていける自信と力強さが前橋市長杯で欲しかったんです。結果を求めるよりもレベル高いチームにどれだけ対応できるかをメインに見るために臨んだ大会でしたが、その中で優勝できたので、埼玉県大会に向けて一つの弾みをつけられたかなと思います。
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