子どもたち個々の成長につながる「プレースタイル」と「システム」選びとは
2017年03月02日
サッカー練習メニューサッカー経験がなくとも、自身の子どもがサッカーをプレーしていれば「コーチ不足」で突然チームのコーチを任されるというお父さんも少なくないのではないでしょうか。今回は、サッカーコーチにとって必要な要素である「プレースタイル」と「システム」を解説します。
監修●平野淳(ファンルーツ) 再構成●ジュニサカ編集部 写真●佐藤博之
『ジュニアサッカーバイブル5 小・中学生のサッカーチームをつくろう!基礎からわかる!コーチ養成講座』より一部転載
チームとしてのプレーシステムを構築していきます。サッカーはチームスポーツです。チームとしてどのような方向へ向かっていくかということは大切な要素になります。
「ボールを支配してゴールを目指す」「守備時に簡単にボールを失わない」「効果的なポジショニングを取る」「ポゼッションで相手を崩す」「カウンター主体のプレーをする」など、理想とするプレースタイルを軸にしながら、必要なスキルを高めるトレーニングへと移行していくとよいでしょう。
プレースタイルをベースにした上で、基本となるプレーシステムを考えていきます。システムを決める要素としては、プレースタイルも同様ですが、選手たちの特性・特徴によっても変わります。
選手数が多いチームならば、システムを固定して、それに合わせた選手を起用することも可能ですが、ほとんどのサッカークラブは選手を選ぶことができません。
今いる子どもたちをいかに成長させてあげられるかという観点で、チームに適したシステムを選んでいきましょう。
小学校低学年ですと11人制は早すぎますが、11人制のイメージを保った中で、8人制、7人制、そして4人制などへと噛み砕いていきます。
つまり、年齢が低くなるに従って、シンプルなゲーム形式にしていくわけです。
子どもたちに11人制をイメージさせるというよりも、コーチの中だけで11人制へ移行していくイメージがあるだけで十分なのかもしれません。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
国際親善試合に臨む、なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー発表!2023.03.30
-
日本高校サッカー選抜、欧州遠征参加メンバー発表!2023.03.29
-
U-16日本女子代表、モンテギュー国際大会参加メンバー発表!2023.03.28
-
サウサンプトンU16所属選手も招集!U-16日本代表メンバー発表/第50回モンテギュー国際大会2023.03.24
セレクション
-
【ユース セレクション】ザスパクサツ群馬(群馬県)2020.09.23
-
【ジュニアユース 体験練習会】SC大阪エルマーノ(大阪府)2020.09.23
-
【ジュニアユース セレクション】府ロクジュニアユース(東京都)2020.09.23
-
【ジュニアユース(女子)セレクション】ザスパクサツ群馬レディース(群馬県)2020.09.18
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 大阪大会】大会結果・フォトギャラリー2023.03.15
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 愛知大会】大会結果・フォトギャラリー2023.03.08
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2023.02.22
-
【卒業記念サッカー大会第16回MUFGカップ 東京大会】決勝レポート2023.02.22
お知らせ
ADVERTORIAL
![]() | ジュニアサッカー大会『ドリームカップ卒業大会in白子』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 日本高校サッカー選抜、欧州遠征参加メンバー発表!
- 身長は「遺伝」なのか?子どもの背を伸ばす「2つ」の要素
- 「2022ナショナルトレセンU-13 後期(中日本)」参加メンバー発表!
- U-16日本女子代表、モンテギュー国際大会参加メンバー発表!
- ESTRELLAS.FCがPK戦を制し福島県大会連覇達成!スコアレスでも選手を信じた指揮官/第40回全日本少年サッカー大会 福島県大会
- 『第41回全日本少年サッカー大会』で輝いた15人の選手たち/ジュニサカMIP
- 運動神経は”才能”ではない!? スポーツ上達の秘訣は「脳」にあり
- “サッカーお弁当”は炭水化物を中心に!運動のエネルギー源になるレシピとは?
- 「2022ナショナルトレセンU-13 後期(東日本)」参加メンバー発表!
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例