大量5得点を挙げた東京都U-12選抜ブルーが「関東選抜少年サッカー大会」3年振りの優勝を飾る!!/決勝レポート
2018年03月05日
大会情報
取材・文●山本浩之 写真●佐藤博之
東京都U-12選抜ブルーが3年振りの優勝を飾る!!
「第28回関東選抜少年サッカー大会」が、3月3日(土)から4日(日)の2日間に渡り、茨城県ひたちなか市総合運動公園で開催された。
この大会は、関東8都県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県、茨城県、栃木県、群馬県)から選抜された16チームと、関東少年サッカー協会第4種委員会が推薦した8チーム(青森県、秋田県、山形県、岩手県、宮城県、福島県、長野県、新潟県)の計24チームが参加し、45分間(15分間×3ピリオド制)の8人制により競われた。
決勝には、東京都U-12選抜ブルー(以下、東京都ブルー)と秋田県トレセンU-12(以下、秋田県トレセン)が進出。14時を少し回ってからキックオフされた。
第1ピリオドは、開始早々から東京都ブルーが、幾度となくシュートまで持っていくシーンも見られたが決めきることができずにいると、一方の秋田県トレセンも、持ち味のパスワークを活かした攻撃がつながらず、東京都ブルーの堅い守りを崩すことができなかった。
第2ピリオドになって選手が総入れ替えになっても流れは変わらず、時計の針は進んでいったが、東京都ブルーは終盤に差し掛かった11分になって、センタリングの流れからゴール前に攻め込むと、秋田県トレセンがクリアミスしたボールを7番・松本佳大くん(杉並アヤックスSC U-12所属)がゴールに押し込んだ。「このままだと第3ピリオドが辛くなっちゃうから、ここで決めておきたいと思っていました」と先制弾決めた松本くん。
東京都ブルーは、このゴールで落ち着いたのか、すぐ2分後に「右から中村(健太)くんがドリブルで持ち込んできてくれた。僕は中で合わせようとしていたんですが、中村くんがシュートを打ったので、その跳ね返りのボールが、たまたま僕の足に当たったので――詰めていて良かったなと思いました。」と8番・久米遥太くん(横河武蔵野FCジュニア所属)が追加点をあげた。
そして第3ピリオドに突入。両チームとも、この日4試合目ということもあり、疲労の色も濃くなってくる時間帯だけに、東京都ブルーにとっては、点差を広げた状態で最終ピリオドに臨むことができたのは精神的な面からも大きかったことだろう。
攻撃の厚みが増してきた東京都ブルーは、7分に左サイドの突破から「6番の選手は(東京ヴェルディの)チームメイトなので、どこに走ってくれるというのが分かっていました。絶対に走ってくれるというのを信じていたのですが、そこ(橋本くん)に上手くパスが通って、良いボールを上げてくれたので流し込むだけでした」と言う9番・貴田遼河くん(東京ヴェルディジュニア所属)が3点目を決めると、4番・寺澤公平くん(本町田FC)も「キャプテン(吉荒開仁くん)から良い感じでパスをもらったので僕は決めるだけでした」と続けてゴールネットを揺らした。
さらに、スコアが4点差となってトーンダウンしてきた秋田県トレセンに対して、東京都ブルーは貴田遼河くんがこの試合2点目となるゴールで5ー0とすると、やがて残り時間もなくなり、このままファイナルマッチの幕が下りた。
東京都ブルーにとって、東京都U12選抜がブルーとホワイトの2チームで関東選抜少年サッカー大会に出場するようになってからは、2016年の第25回大会以来2度目のチーム優勝となった。キャプテンの吉荒開仁くん(横河武蔵野FCジュニア所属)は「ジュニア時代、最後の大会だったので、勝てて本当に嬉しいです。ただ、試合が多くて、それだけはすごくきつかった。最後は、もう気持ちでいきました。(この仲間たちには)ありがとうって、本当にそれしかないですね。ライバルとして、これからも一緒にやっていきたいです」と話し終えると、チームメイトの待つところへと戻っていった。きっと、この仲間たちは、ジュニア年代を卒業しても、互いに切磋琢磨してサッカーに取り組むことができるかけがえのない存在であり続けることだろう。
■優勝 東京都U-12選抜ブルー 井上雅志監督のコメント
今日が最後の活動でしたが、今年は一年間、じっくりと時間をかけて育てることができました。ブルーとホワイトは一緒にトレーニングしていますが、どちらのチームにもよく頑張ってくれた子が多くいましたね。(各ピリオドのメンバー分けについては)チームは長くやればやるほど選手間の関係性は見つかるもので、阿吽の呼吸というのができあがってくるのが見えましたね。やればやるほどタイミングの合ってくる子たちでした。今年のチームはワールドチャレンジに出場するなど、選抜チームにしては大会に参加できる機会が年間を通して多かったので、一緒に活動できる期間が多かったこともあって、優勝という結果につながったんじゃないですかね。ただ、勝ち負けもそうなんですけれど「東京の子は、これだけできるよ!」っていうような面白いサッカーをお見せしたかったですね。ちょっとファンタスティックな部分も含めて、観ている人たちに「U-12でも、こんなにできるんだ!」って思ってもらえると嬉しいですね。
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・第28回関東選抜少年サッカー大会
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