フルーツはサッカー少年に欠かせない食材!!「健康なカラダ」を作る果物に秘められた5つの効能とは
2018年03月27日
コラム
(写真●Getty Images)
果物に秘められた凄い力とは?
最近では、家庭で果物を食べる機会が減っているようです。果物を食べる習慣のない子どもが増えてきていることも事実。ある市の給食の残食の第一位は果物だという話を伺ったこともあります。しかし、果物は栄養豊富で健康には欠かせない食材です。改めて果物の凄い力を紹介します。
ご家庭では、果物を食べる習慣はありますか?皆さんにとって果物とはデザートでしょうか?それとも特別なときに食べるものでしょうか?
小学校の栄養士さんの話によると、「皮をむくのが面倒」「種があるのが嫌」「手が汚れるのが嫌」などの理由で果物を食べる子どもが減っているそうです。
給食に出しても残ってくることが多いのが果物。子どもたちの果物離れが問題になっていますが、育ち盛りの子どもたちには、果物こそ毎日積極的に食べて欲しい食材です。
1.果物には実はすごいパワーがある
果物はただ甘いだけでなく、ビタミンやミネラルのほか、抗酸化作用、疲労回復、熱中症予防など健康増進に嬉しい効果がたくさんあります。果物それぞれに特徴があるので、目的別に果物を選ぶこともおすすめします。
果物と言えばビタミンですが、ビタミンCを始め、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムなど疲労回復に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
また、皮をむいてそのまま食べるので添加物もなく、加工による栄養の損失もなく、とてもヘルシー。子どものおやつとしても安心して食べさせられます。
2.スポーツ選手がバナナを食べる理由
消化の良いエネルギー源ということでスポーツ選手はよくバナナを食べますが、消化が良いだけではありません。カリウム、マグネシウムなどは足つり予防や熱中症予防になり、糖質は持久力には欠かせない栄養源となります。持ち運びが出来て最近ではコンビニでも購入可能です。食事以外の補食など万能果物として世界中のスポーツ選手に愛されている果物です。
【試合中、エネルギー補給のために選手にバナナを渡すマンチェスター・ユナイテッド、ジョゼ・モウリーニョ監督(写真●Getty Images)】
3.筋肉疲労に効く!クエン酸
果物の栄養の特徴の1つにクエン酸があります。クエン酸は疲労回復に有効であることは知られていますが、鉄やカルシウムの吸収を助けてくれる働きもあります。鉄やカルシウムはサッカーキッズに重要な栄養素ですが吸収されにくい特徴があります。キウイ、オレンジ、グレープフルーツなどクエン酸を豊富に含む柑橘系の果物を習慣的に食べていると貧血や骨折の予防にもつながります。
4.ビタミンCで靭帯や腱が強くなる!
果物に多く含まれるビタミンCはコラーゲンの合成に欠かせないビタミン。ビタミンが不足すると、組織がもろくなり、靭帯や腱の合成にも影響してきます。
ケガの予防のためにもビタミンCは不可欠。また、ビタミンCはストレスによって消費量が増えてきます。不安やプレッシャー、暑さなどによっても消耗するので意識してたくさんとりたいビタミンです。
5.旬の果物でカラダは元気になる!
特に旬の果物は栄養が豊富。例えば、暑い夏にはカリウムが豊富、寒い冬にはビタミンCが豊富など季節の果物をとることは健康を維持することにもつながります。今は通年購入できる果物が増えていますが、果物の旬の時期を知っておくと良いですよ。
果物に含まれる栄養素の効果
果物には各種ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。
・ビタミンC…………………疲労回復、免疫力UP、カルシウムの吸収UP
・ビタミンB群………………代謝UP、疲労回復
・ビタミンE…………………血行促進
・カリウム…………………熱中症予防、むくみ予防
・食物繊維…………………便秘予防、肥満予防
・ポリフェノール類…………………抗酸化作用
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