初心者コーチ必読! なぜジュニア年代は「筋力系」よりも「神経系」を伸ばすべきなのか?
2018年10月25日
コラム
小学生のうちはボールコントロールとボディバランスの両方を意識しよう
これらを踏まえて、浅井氏はサッカーに励む小学生が神経系を向上させるために毎日欠かさずやるべきことに、ボールテクニックやコーディネートを挙げた。
「サッカーに励むジュニア年代では、ボールテクニック、身体のさばき、コーディネート(=ボディバランス)、アジリティ、それらをやるのが神経系には非常に効率的だし、大事だということは間違いありません。もちろん、小学生年代を過ぎたからといって、それらの能力を習得するのは、もう遅い、というのも勘違いです。あとになってもうまくはなります。
ただ、小学生の時期が一番効率が良いので、その時期を逃す手はありません。大事なのは、常にボールに触ることです。そして、ボールを動かす能力だけではなく、同時に身体のバランスをうまく保たないといけないので、ボールコントロールとボディバランスの両方を伸ばすようにイメージしてください」
ボールコントロールは一般にもイメージしやすいが、ボディバランスはどう伸ばせばいいのだろうか。鬼ごっこのようなイメージだろうか。
「ボールをもってドリブルをしながら鬼ごっこをするのもいいでしょう。ドリブルをしながら 90度方向や、180度方向へターンをするとき、身体のボディバランスが良いか悪いかで再加速する速さがまったく異なってしまうのです。速くドリブルができても、ターンをしたあとにボディバランスが悪く、それを直すために時間がかかってしまえば、結局は遅くなってしまう。ボディバランス=コーディネーションはものすごく大事で、神経系の発達が著しい小学生時代の取り組みが、後に中学生や高校生になって差として出てくるのです」
また、浅井氏はボディバランスの向上に取り組むときに、『オープンスキル』と『クローズドスキル』の違いを意識してほしいと指摘する。
「今はサッカークラブに所属していれば、ラダートレーニングによってコーディネーション能力を上げようとするケースも多いと思いますが、ぜひ、ボールを交えたラダートレーニングをするなど指導者の方には工夫をしてもらえるとうれしいです。ラダートレーニングをするだけでは単なるステップの練習になってしまいます。
速く動くための陸上のような『クローズドスキル』よりも、サッカーの場合は、相手を見て、相手の逆をとる、相手と同じ動きをする、反射して動く、予測して動く、といった『オープンスキル』が大事で、それを意識したトレーニングこそがサッカーに使える動きの習得に繋がります。サッカーというスポーツは、判断の速さと正確さ、それに伴う身体の俊敏性などが相まって、はじめていいプレーが実現するもの。神経系がもっとも伸びる子どもの頃からそのイメージを持つことは非常にいいことです」
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