サッカー母ちゃんの”まだまだ”ドタバタ日記「第2回 チビ友達との再会」

2013年04月18日

コラム

長男の高校入学式。受付で封筒をもらい、中からクラス編成が書かれた紙を取り出して、長男の名前を探します。

「あった、あった」

やっと見つけた長男の名前の次の次。見覚えのある名前が。

「あーっ! Yと一緒だぁ!!」

Yくんは、なんと長男2歳のときからのお友達。

保育園時代一緒だった、幼児期の大親友なんです。

でも、小学校からは別々の学校へ。Y君は野球、長男はサッカーとハマったスポーツも違うので、小学校以来、会う機会もなくなっていました。

2人が小6のとき、母ちゃんとYママは一度だけ、スーパーでばったり会ったことがあります。

そのときは中学からの進路の悩みを、スポーツ少年の母ちゃん同士、長々話し込んでしまったのでした。

上のレベルへ行きたいという気持ちより、今の仲間とプレーを続けたくて、本人がなかなか強いチームへ行きたがらない……。

Yママと話しながら、スポーツは違えど同じ悩みなんだナ、と思ったものでした。

でも、結果としては、長男はそのままジュニアユースに上がったけれど、Y君のほうは、部活ではなく、より上を目指してシニアチームを選んだんです。

そのことを知って、母ちゃん、長男にちょこっと嫌味を言ったりして。

「やっぱりYはガッツあるなぁ~。小さいときも、ちびっこ相撲に出て優勝ねらってたもんね。あんたはハダカ嫌だから絶対出ないって言ってたのに。根性が違うよ」って……。

Yは中学時代、シニアチームで野球をがんばり、なんと偶然にも長男と同じ学校に、野球のほうのスポーツ推薦で入ってきていたんです!

制服採寸の時に再会してもうビックリ!

痩せ型だったYが首回りも太く、見違えるようながっちり筋肉質な体になっていました。

それでまさか、クラスまで一緒になるなんてねぇ!!

入学式で顔を合わせた母ちゃん同士も、「こんなことがあるんだね~」なんてしみじみしちゃった。

じつは……。入学式前から高校の部活はスタートしている長男ですが、長男の口数少なく様子がわからないので、母ちゃん、とっても不安だったんです。

長男、もともと学校の様子を細かく教えてくれる子ではない上に、物事がうまく行っていないときには、ますます寡黙になるタイプ。

大丈夫なのかな?って心配で。「やっていけそう?」「かなわないヤツいっぱいいるの?」って、聞きたくってたまらないけど聞けない母ちゃん。

だって不安なのは、母ちゃんより新しい高校生活に飛び込んだ長男のほう。

今、大勢の新入生たちは、相手の能力を推し量りつつ、牽制し合っているのかも……。

そんな親子ともに緊張する日々。

でもそんな中に、9年間のブランクはあるけれど、チビ時代の友達がいてくれる。なんかそれだけで、母ちゃんとしてはホントに心強い。

そういえば、保育園時代は2人とも、ウルトラマンの「たたかいごっこ」が大好きだったっけ。
そんな2人がスポーツにはまったのも当然なのかも!

高校生活でも、それぞれ闘志を存分に燃やして、野球で、サッカーで、行けるところまで行ってほしいな。

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