【第39回全日本少年サッカー大会】福岡県大会 決勝フォトレポート&大会結果「CLUB東福岡が同支部のライバルを破り初優勝」
2015年11月24日
大会情報CLUB東福岡が同支部のライバルを破り初優勝
(文・写真●田端慶子)
「第39回全日本少年サッカー大会 福岡県大会」は11月23日、北九州市の新門司球技場で決勝が行われ、福岡支部1位のCLUB東福岡ジュニア(以下、東福岡)と同2位の西南フットボールクラブ野芥(以下、西南野芥)が熱戦を繰り広げた。
勝てば、ともに初優勝という大一番は、序盤から東福岡がボールを支配した。最初の得点は前半9分。東福岡のコーナーキックにMF藤原尚篤くんが頭で合わせて先制ゴール。さらに15分、カウンターからパスを受けたMF田口くんが、鮮やかなミドルシュートで追加点。前半は東福岡の2点リードで折り返した。
後半は一転、西南野芥が攻め込んだが、東福岡の早いプレスに決定的チャンスを作らせてもらえない。すると後半9分、東福岡のDF宇野くんが、バックパスをそのままミドルシュート。GKが反応できないほどの弾丸ライナーは、ゴールネット左に吸い込まれていった。決定的な3点目が入ったが、戦う姿勢を崩さなかった西南野芥は終了間際、MF加藤くんが左足でシュートを決め、2点差に。しかし、勝負はそこで結し、東福岡が初優勝、初の全国大会出場切符を掴んだ。
攻撃の起点となった東福岡の副キャプテン重松拓樹くんは「緊張しましたが、気持ちで負けないよう、落ち着いてプレーしようと声を掛け合いました。勝てて本当に嬉しい。全国大会でも、一戦一戦集中して戦いたいです」と笑顔を弾けさせた。
■CLUB東福岡ジュニア 柿木直人監督のコメント
西南野芥は支部も同じで、今まで何度対戦してきたかわからないほどよく知っている相手であり、最高のライバルと認めている相手でした。その相手に勝って、初優勝ができたことが嬉しいですね。今大会は特別なことはせず、今までやってきたことを信じて、いつも通りに戦うことを心がけました。自分たちでゲームの流れを変えられる創造性のあるチームですので、全国大会でも躍動できると思います。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
【第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会】出場チーム決定!2025.06.18
-
なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合(vsスペイン女子代表)と「E-1サッカー選手権」に臨むメンバー発表!2025.06.18
-
「エリート女子GKキャンプU-15」参加メンバー発表!2025.06.17
-
「東北トレセン女子U-13」が開催!2025.06.10
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 東北トレセンU-13が開催!
- パスやシュートばかりでドリブルしない子ども
- 【第37回全日本少年サッカー大会】決勝大会ジュニサカ取材日記⑥「いよいよ頂上決戦! 技巧の名古屋か、得点力の鹿島か」
- 【第38回全日本少年サッカー大会】石川県大会 決勝フォトレポート&大会結果「豊富な攻撃の形を見せた美川FCジュニアAが、初の石川県代表の座に輝く!!」
- 目に見えづらいスキルを高める方法とは。『危機察知能力』と『オフ・ザ・ボール』の動きの指導方法を学ぶ
- 高校サッカーの名門、滝川第二高校の元監督が説く、育成哲学。『人の心を耕す』が発売!
- 【第22回国際交流サッカー大会U-12前橋市長杯】フォトギャラリー
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例