世界トップレベルの選手たちが魅せる”多彩なトラップ”を動画で見る

2017年09月24日

サッカー練習メニュー

MUNICH, GERMANY - JULY 01: Franck Ribery of FC Bayern Muenchen goes for a ball during a training session at Saebener Strasse training ground on July 1, 2017 in Munich, Germany. (Photo by Sebastian Widmann/Bongarts/Getty Images)
(写真●Getty Images)

近年、海外クラブはインターネットを使って積極的に練習の動画などを公開しています。今回、動画で紹介するのは各クラブが練習で行っている試合(ハーフコートゲーム)です。狭いピッチで試合を行うため選手同士距離感が短く攻守が激しく入れ替わります。相手が猛プレスを掛けてくるなか、選手は状況に応じてどこに「ボール」を止めているのでしょうか。世界トップ選手の”多彩なトラップ”を参考にしてみてはいかがですか。


レアル・マドリー



(レアル・マドリー公式Youtube)

この動画で注目してほしいのは(55秒~1分10秒)のイスコのトラップです。相手が激しいプレスを掛けてきているため、イスコはボールを足元に止め、小刻みなドリブルでボールをコントロールし、味方へパスを繋いでいることが分かります。中盤の位置で大きくトラップして、すぐ蹴れる位置にボールを置いても、体を寄せられボールを奪われてしまう可能性が高まります。プレッシャーが激しい場合はイスコのように足元にトラップしてみてはいかがでしょうか。


バルセロナ



(バルセロナ公式Youtube)

注目してほしいトラップは動画(1分34秒~1分42秒のプレー)。パスを受けたアンドレ・ゴメスとメッシは敵が素早く寄ってきていましたが、前向きにトラップをしました。背中を向けるようなトラップをすれば相手は果敢にボールを奪いに来ます。相手の位置を把握しワントラップで前を向けるようになれば、より多くのチャンスを創出し、より怖い選手になれるのではないでしょうか。


バイエルン・ミュンヘン



(バイエルン・ミュンヘン公式Youtubeチャンネル)
※ハーフコートゲームは(58分30秒~1時間16分15秒)。

世界トップクラスの選手が集うバイエルン・ミュンヘンのハーフコートゲームです。シャビ・アロンソ(※昨シーズン現役引退)はダイレクトで叩くかトラップをするか相手をよく見て判断していることが分かります。自分と同じポジションの選手を照り合わせて、どこにトラップをするのか、相手のマークを外すためにどう動けば良いのか。見ているだけで参考になるのではないでしょうか。


 

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