ミニゲームの多様性がチーム力を高める!! 指導者が実践したい工夫とは?

2017年12月06日

コラム

ジュニアサッカーの現場にはさまざまな疑問や悩みがつきもの。ここでは指導者から保護者の方々、そしてこどもが抱くものをファンルーツの指導者たちがアドバイスします。今回は、練習で行う「ミニゲーム」について2つの疑問を解決します。

(再構成、写真●ジュニサカ編集部)

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.36』より転載


Q1

練習ではミニゲームを入れたほうがいいといいますが、その必要性は何ですか?


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大切なのは、一人ひとりがボールに触れる機会を増やすこと

 少人数で行う実戦形式のミニゲームには「相手のゴールに攻めて、自分のゴールを守る」などのサッカーで必要とされるすべての要素が含まれています。実施方法もシンプルなので、低学年の子どもたちにも説明がしやすく、ポジションや戦術的なことを理解するためにも最適です。

  ミニゲームで大切なのは、一人ひとりがボールに触れることのできる機会を増やすことです。特に低学年では少人数化で行うかボールを複数個使うなどの工夫をされるとよいでしょう。
 
 取り組む時間については、練習時間の半分をミニゲームに費やしても問題ありません。もちろんトレーニングも大切ですが、判断などの試合で大切な要素は、技術を磨くクローズドスキルのドリル練習からは取り込むことができません。ミニゲームだからこそ学べることのほうが多いのです。

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