中学・高校の進路はどう考える!? 知っておくとタメになるJリーガーへの道【後編】

2014年03月10日

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前編で紹介した中学の進路。後編では15歳からの進路について紹介します。

構成●編集部 写真●フットボールチャンネル編集部

(前編はこちらから)


本田圭佑選手や中村俊輔選手が選んだ高校への道

 続いて高校年代。主な進路の選択肢は、高校サッカー部への入部、Jクラブのユースチームへの入団(ジュニアユースチームからの昇格もしくは一般のセレクション)に分かれます。

 まずは高校サッカー部への進学。Jリーグ創成期は、小倉隆史氏(現・解説者、四日市中央工業高校出身)や柳沢敦選手(現・ベガルタ仙台、富山第一高校出身)のようにサッカー強豪校へ進学し、高校選手権で活躍する選手が注目を集めました。多くのサッカー少年がその姿に憧れ、またJリーガーになるための最短の「進路」でもありました。最近はユースチーム出身のプロ選手が生まれてきているため、以前ほどではないが、高校サッカーの人気は根強いものです。

 高校サッカー部については、Jクラブのジュニアユースチームからユースチームへの昇格を果たせなかった選手の受け皿になっている点もあります。例えば、今年セリエAのACミランに入団した本田圭佑選手は、ガンバ大阪のユースチームに昇格できず、星稜高校進学という道を選びました。

Jリーガーの道コラム003

 また、横浜F・マリノスの中心である中村俊輔選手もマリノスのユースチームへの昇格を果たせず、桐光学園高校進学を選択しました。ユースに昇格できないという挫折を乗り越えた形です。

 中には「全国大会での活躍」を考え、サッカー強豪校へと越境入学を選ぶ選手も多い。松井大輔選手(現・ジュビロ磐田、京都府内の中学校→鹿児島県内の鹿児島実業高校へ)や、田中達也選手(現・アルビレックス新潟、山口県内の中学校→東京都内の帝京高校へ)がそうであります。ただし、その多くは、入学前にセレクションが行われています。

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