育成年代の先駆的サッカースクール、 クーバーコーチングが教えるボールマスタリーとは?

2013年06月07日

コラム

ボールマスタリーのトレーニング方法

ボールマスタリーのトレーニングは、一定のリズムの動きをくり返し反復して行いますので、心拍数をあげるのに適しています。通常、心拍数をあげるには、「ランニング」を思い浮かべるかもしれませんが、ボールを使って行ったほうが、選手は意欲的に取り組むでしょう。

また、ボールをていねいに扱うよう意識することで集中力を高める効果もあります。ただし、練習のしすぎには注意しましょう。必要以上に一定のリズムで同じ動きをくり返しすぎると特定の筋肉や関節にのみ負担がかかり、ケガの原因になる可能性があります。時間にしておよそ10~15分程度、トレーニングも3~5種目くらい行うのが目安です。さらにボールマスタリーのトレーニングは、あまり広いスペースを必要とせず、ボール1個さえあれば行えます。

 

<応用スキルへの指導ポイント>

はじめから子どもがボールマスタリーの技をうまくできるとは限りません。そのときには、以下のポイントを大切に段階を踏んで指導していきましょう。

point1
スピードを急にあげて行うのではなく、まずはゆっくりとていねいに行う

point2
まずは得意な利き足からはじめ、うまくできたら苦手な足でも行ってみる

point3
左右の足を交互に使ったり、足のさまざまな部分(インサイド、アウトサイド、インステップ、足の裏など)を使った複雑な動きを行う

point4
止まった状態から動いた状態へとつなげる(①その場で止まった状態で行う→②まっすぐ前に進みながら行う→③前後左右自由に動きながら行う)

point5
一定時間内で何回できるか毎回、記録して、前回の記録を超えることを目標に定期的にトライする

point6
仲間との競争(例:○秒間で何回できるか? ○メートル進む間に何回タッチできるか? など)
 


 


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著者:アルフレッド・ガルスティアン チャーリー・クック
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<関連リンク>
クーバー・コーチング・ジャパン
ジュニアサッカー クーバー・コーチング キッズのトレーニングメニュー集 ボールマスタリー34

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