【第37回全日本少年サッカー大会】神奈川県大会 決勝レポート「過去最多475チームが参加した神奈川県大会の頂点には、横浜F・マリノスプライマリーが立つ!!」
2013年06月17日
大会情報過去最多475チームが参加した神奈川県大会の頂点には、横浜F・マリノスプライマリーが立つ!!

6月16日(日)、みなとみらいマリノスタウンTCにて「第37回全日本少年サッカー大会 神奈川県大会」の決勝があり、横浜F・マリノスプライマリー(以下、マリノス)がリトルジャンボSC(以下、リトルジャンボ)を4-0で破り、第30回大会以来7年ぶりとなる全国大会への出場権を獲得した。
「カツーン!」という鈍い音に場内は沸いた。前半の給水タイム直前、マリノス4番・岩井くんの放ったフリーキックがクロスバーを叩いたのだった。だが、そのどよめきがマリノス・サポーターの歓声に変わるのには、それほどの時間を必要としなかった。
「得意な位置だったので、みんなを勢いづかせるきっかけにしたかった」とキャプテン・岩井くんの言う通り、このフリーキックが口火となり、前半13分、3番・粟飯原くんの先制弾を誘発。15分には10番・中村くんも左サイドからのゴールで援護する。
後半になっても、マリノスは攻める手を緩めない。4分には、ゴール正面でのフリーキックを3番・粟飯原くんが直接決めて3-0とすると、ダメ押しともいえる4点目が入ったのは17分のこと。ゴールキーパーがパンチングでクリアしたボールに反応したのは2番・青木くん。ペナルティーエリアの外から蹴り込まれたボールは、ゴールマウスへと吸い込まれていく。
そして、マリノスに歓喜のときが訪れた。「うちは、選手に実力差があるわけではなく、誰が出場しても同じように戦えるチームです。そんな、拮抗したなかで切磋琢磨している仲間ですので、決勝ではベンチ入りをした全選手を出場させました」とマリノスの西谷監督はコメント。試合後は、選手全員が手をつないで「歓喜のヘッドスライディング」のパフォーマンスを披露した。
今年のマリノスは、優れたパスワークにも繋がる“結束力”と、ドリブル突破やフリーキックといった“個人技”、そのふたつの武器を備えている。かなり手強い存在であることに間違いはないだろう。
■横浜F・マリノスプライマリー・西谷冬樹監督のコメント
決勝では、自分たちの目指しているスタイルである「攻守に渡ってアグレッシブなサッカー」を全員が協力しながら発揮することができたと思います。全国大会は出場するからには優勝を目指します。マリノスのサッカーを見せつけることができるようにがんばりたいですね。真夏の大会ですので、体力的には、かなりしんどいゲームが続くと思います。選手よりもボールを走らせて、できるだけゴール前にチャンスを作っていくようにしたいです。
(文・写真●山本浩之)
■大会フォトギャラリー
(写真●山本浩之)
カテゴリ別新着記事
フットボール最新ニュース
-
バルセロナが逆転勝利。チェルシーがまさかの黒星【9日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルが直接対決を制しCL首位浮上【26日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナがチェルシーに完敗【25日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
上田綺世が先制ゴールもチームは敗戦【27日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、終始リードを許す展開で辛くもドロー【5日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-22日本代表メンバー発表!【IBARAKI Next Generation Cup2025】
- U-15日本代表メンバー発表!【EAFFU-15 Championship 2025】
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!
- U-18日本代表メンバー発表!鹿島アントラーズ・徳田誉も選出【2025 SBSカップ国際ユースサッカー】
- すぐに「痛い」と言い出す息子…。
- 2016年度のユースディベロップメント・ナショナルトレセンコーチ体制が発表!
- U‐17日本女子代表『第13回日中韓女子(U‐18)サッカー大会】に参加するメンバーを発表
- 中学時代「レギュラー」ではなかった高卒ルーキー。「あんたがやめたいんやったら、やめればいい」支えになった親の姿勢
- 勝敗を度外視して美学にこだわる指導者に、岡田武史と小野剛が覚える違和感
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉













































