ナイスプレーのために親からはじめよう!睡眠改善のススメ【後編】

2014年01月26日

コラム

いいパフォーマンスのためのいい睡眠のヒント

 寝ることをはじめ、人間本来の行動(食事、排泄)を基本としたスケジュールを組まなければ、徐々に体が蝕まれ、サッカーも上手くいかなくなっていく。それはプロ選手であろうと、ジュニア世代であっても同じことが言える。

 さらに我々大人が睡眠を大事にしなければ、子どもも睡眠を大事にできないのである。子どもの体の調子が悪いから薬を飲ませる。集中力がないから叱るではなく、子どもにその重要性を伝えるためにも、まず、我々大人が睡眠を大切に考え、いろいろ試しながら、何が子どもに合っているのかを見つけることが大事なのだ。

<ポイント>
◎午前中の活動時間に眠くならないような睡眠を心がける

◎就寝前のルーティンを決める

◎寝溜めの効果はないことを知る

◎大人が睡眠に対して意識をする

※学校の休み時間を利用して、10分ほど寝るのも効果的。


プロフィール
神山潤(こうやま・じゅん)

東京ベイ・浦安市川医療センター センター長。東京生まれ、東京医科歯科大学医学部医学科卒業。睡眠、特にレム睡眠を脳機能評価手段のひとつとして捉える臨床的な試みに長年取り組む。旭川、ロサンゼルスでは睡眠の基礎的研究にも従事。アメリカから帰国後、日本の子どもたちの睡眠事情の実態(遅寝遅起き)に衝撃を受け、社会的啓発活動を開始している。

 


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