中学・高校の進路はどう考える!? 知っておくとタメになるJリーガーへの道【後編】
2014年03月10日
読んで学ぶ/観て学ぶ高校サッカーの経験はプロでも通用する
いずれにしても、毎年10~20名の選手が、高校からプロ入りを果たしている実情を考えれば、今も重要な進路選択のひとつ。さらに興味深いデータもあります。2013年J1得点ランキングの日本人選手上位10名のうち、半数の5名が、Jの育成組織を経験せずに高校から直接プロ入りを果たした選手です。高校サッカーの経験はJ1の舞台でも通用することを示しています。
■2013年J1得点ランキング(日本人選手のみ)とプロ入りする前の所属先
1位 大久保嘉人選手(川崎フロンターレ) 国見高校
2位 川又堅碁選手(アルビレックス新潟) 小松高校
3位 柿谷曜一朗選手(セレッソ大阪) セレッソ大阪U-18
4位 豊田陽平選手(サガン鳥栖) 星稜高校
5位 工藤壮人選手(柏レイソル) 柏レイソルU-18
5位 大迫勇也選手(鹿島アントラーズ) 鹿児島城西高校
7位 渡邉千真選手(FC東京) 国見高校→早稲田大学
7位 佐藤寿人選手(サンフレッチェ広島) ジェフユナイテッド市原ユース
9位 興梠慎三(浦和レッズ) 鵬翔高校
10位 原口元気選手(浦和レッズ)浦和レッズユース
※所属チーム名は2013年当時。ジュニサカ独自調べ
その高校進学における金銭面は、やはり気になるところ。越境入学をした場合、通常かかる用具代や遠征費に加え、寮費が大きな負担となります。学校によって額に差はあるが、寮費は食事つきで月5万円前後が相場。強豪校ともなれば当然、遠征も多くなり、1回につき近場で1万円、遠出すれば5万~6万円かかることも。遠征の数は個人により違い、戦力として見なされれば遠征の数は増えます。
全国から優秀な選手を集める学校は大半が私立のため、特待生にならない限り入学金や授業料も高くつく。もちろん、その「スポーツ特待生」制度を設けている学校も多くあり、授業料や入学金、寮費等を免除される場合も。この点は高校進学独特のメリットと言えるのではないでしょうか。
一方、Jクラブのユースチームに所属した場合のメリットは、レベルの高い環境でサッカーに取り組めること。各年代の代表チームは、その多くがJクラブの育成組織所属、あるいは出身の選手で構成されていて(今年1月に発表されたU‐18日本代表候補は18名選出のうち13名がユース出身)国際大会などの経験を早い段階から積める可能性が高い。そして実力を示せば、トップチームへの昇格の可能性があります。
サンフレッチェ広島の攻撃を支える高萩洋次郎選手は、15歳にして福島県いわき市立植田中学校から広島ユースに進むことを決断した「越境入学組」の一人です(参考リンク:高萩洋次郎選手が決断した「越境」という選択)。高い志をもって越境の道を選んだ結果、Jリーグ入りへの道を果たしました。
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