【第39回全日本少年サッカー大会】栃木県大会 決勝フォトレポート&大会結果「圧倒的な攻撃力を見せたヴェルフェたかはら那須U-12が栃木県大会を制覇」

2015年11月17日

大会情報

圧倒的な攻撃力を見せたヴェルフェたかはら那須U-12が栃木県大会を制覇

決勝ヴェルフェ-グランディオス5
(文・写真●鈴木康浩)

 栃木県大会決勝は、ヴェルフェたかはら那須U-12(以下、ヴェルフェU-12)と野原グランディオスの対戦。

 ヴェルフェU-12は準決勝を6対0で大勝するなど攻撃力を誇るチームで、野原グランディオスがどう対抗するかという構図だったが、ヴェルフェU-12が試合開始1分に迎えたコーナーキックをキャプテンの土屋巧君が「練習してきたとおり」というヘディングで鮮やかにねじ込んで先制に成功する。

 出鼻をくじかれた野原グランディオスだったが、7番・川口瑠斗君が強烈な左足のミドルシュートをポストに直撃させるなど徐々に反撃を開始。ボールに対する出足の良さでヴェルフェU-12に対抗して前半はほぼ互角の展開で終えた。

 後半は左右のサイドに丁寧にボールを散らして打開を試みようとするヴェルフェU-12に対して、野原グランディオスが粘り強くボールに食らいついて自由にさせない白熱した攻防が続いた。

 だが、後半17分にまたもヴェルフェU-12の土屋君がコーナーキックに頭で合わせて追加点を奪うと、続く18分に瀧田尚由君がチーム3点目を押し込む。

 さらに終了間際にまたも土屋君がコーナーキックを頭で合わせてハットトリック達成、試合を決めた。野原グランディオスも最後の最後まで気持ちを切らさずに走りきったが一歩及ばなかった。ヴェルフェU-12が初優勝を飾り、全国大会への切符を手にした。

■ヴェルフェたかはら那須U-12 福田丞太郎監督
先制したあとに相手の攻撃を受けてしまい、厳しい戦いになりました。子どもたちにとっては中学や高校へ繋げる通過点の大会ですが、気持ちの強い選手やチームが勝つ大会なんだよと伝えて送り出したなかで目標にした優勝を果たせて子どもたちもホッとしていると思います。キャプテン(土屋巧君)の3ゴールは彼自身の練習の成果ですし、チームで掴んだ結果だと思います。初めての全国大会となりますが上には上がいます。夏の関東大会では神奈川の強豪のバディSCさんに0対5で敗れるなど本当のトップクラスに跳ね返されています。今度こそ自分たちのサッカーだったり、個人が通用できるところまで持っていって、最後の最後まで力を出し尽くして笑って終われる大会にしたいと思っています。目標はベスト4です。

カテゴリ別新着記事

お知らせ



school_01 都道府県別サッカースクール一覧
体験入学でスクールを選ぼう!

おすすめ記事


Twitter Facebook

チームリンク