【第39回全日本少年サッカー大会】決勝大会 ジュニサカ取材日記⑤「澤選手を追いぬけ、追い越せ! 全国大会でも女子選手が躍動!!」
2015年12月28日
大会情報三重のなでしこコンビ
今年初出場を果たした三重県代表の愛宕サッカー少年団にも2人の女子選手が、男子にも負けない活躍ぶりでした。
ともに小学2年生からサッカーを始めた山田彩葉さんと村生悠乃さん。山田さんはスピードがあり、1対1に強く、キックの精度も高い。一方、村尾さんはドリブルの技術やフェイントの種類をもっていて、テクニックの高い選手です。2人ともチームには欠かせない存在でした。
チームは、1次ラウンドで、横浜F・マリノスプライマリーや、アイリスFC住吉、FCアミーゴと同グループに。初戦のFCアミーゴには勝利したものの、2戦目(0-2、アイリス戦)、3戦目(0-3、マリノス戦)と2連敗を喫し、グループリーグ通過の夢は叶いませんでした。
2人の選手に今大会の印象に残った試合は?と聞いてみると、山田さんは「アイリスとの対戦」、村尾さんは「マリノスとの対戦」をあげました。2人とも「自分たちの今のレベルがどのくらいかわかった」という部分と、「レベルの高い選手と戦えて楽しかった」という感想を持っていました。
「実に真面目な子たちで、練習でも試合でも一つひとつ積み重ねていけることができる選手たちです。そして男子の選手よりも、本当に人間性の素晴らしい子たちです」と、そう評価しているのは、愛宕サッカー少年団の森島健監督。しかし、もちろん成長過程の選手たちなので「変化をつけるような柔軟性や判断力の部分」はこれから身につけてほしい課題としてあるようです。
中学でも同じチームでプレーする2人のサッカー人生はまだ始まったばかりです。将来、レジェンドの澤選手を超えるような選手に成長するために、自分たちの夢を信じて、チャレンジし続けてもらいたいものです。
今大会は10人の女子選手が参加。男子と一緒に全国大会というハイレベルな戦いを経験したことは、きっと彼女たちにとってかけがえのない経験になるでしょう。
取材日記や速報結果は、第39回全日本少年サッカー大会 特設ページから
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