憧れの先輩や良きライバルたちとともに成長していった矢島慎也選手の少年時代
2016年09月03日
読んで学ぶ/観て学ぶ9月6日に発売する『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.42』で、表紙を飾るのはリオ五輪代表の矢島慎也選手。そんな矢島選手のルーツを探るべく、本人のみならず、ご両親や指導者の方々にインタビューをしている。今回は、その記事の一部を抜粋して掲載する。
(文●元川悦子 写真●Getty Images)
矢島慎也選手の少年時代
父の影響もあってボールを蹴るのが日常となった慎也少年が本格的にサッカーを始めたのは、川越ひまわり幼稚園時代。弘之さんの実家の都合で一家は3年間だけ川越で暮らすことになり、彼もここに通った。
「サッカーに相当熱心な幼稚園で、県の幼稚園が集まる大会にも出ました。よく覚えているのが、あかつき幼稚園(さいたま市)との試合。
前田直輝(横浜F・マリノス)がいて、ボコボコにされて泣きながらサッカーした記憶があります。直輝は北浦和少年団(SSS)でも一緒にやることになるんですけど、当時からイケイケで左足1本で全部抜いていた。ホントに今と変わらないんです」と矢島はサッカー人生初のライバル出現を鮮明に記憶している。
幼いながらも闘争心に火がついた慎也少年はより高いレベルを求め、北浦和小学校入学と同時に北浦和SSSに入る。
1965年に発足し、半世紀超の歴史を誇るこのチームからは三島康平(松本山雅FC)、山田直輝(湘南ベルマーレ)ら数多くのプロ選手が出ている。
吉野弘一監督は少年指導に40年以上携わっているベテランで、川越ひまわり幼稚園の指導者から矢島のことを聞いていたという。
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