東海スポーツが6年ぶり3回目の愛知県王者の座を獲得!!/第40回全日本少年サッカー大会 愛知県大会
2016年11月28日
大会情報東海スポーツが6年ぶり3回目の全国へ

(文・写真●今井雄一朗)
11月27日(日)、愛知県小牧市パークアリーナ小牧にて全日本少年サッカー大会愛知県大会の決勝戦が行われた。
264チームが参加した愛知県大会の決勝は、思わぬ大差がついた。決勝に進出した東海スポーツ(以下、東海)とアクア春日井(以下、アクア)はともに優勝候補のグランパス育成チームを下してのベスト4。その準決勝でも東海が4-1、アクアも3-1と快勝しており、特にアクアは逆転勝利での決勝進出で勢いも十分だったが、東海の安定感がその上をいった。
立ち上がりから東海が支配し続けた試合だった。3-1-3のシステムから最終ライン中央の11番・田中浩大くん、ボランチの役割をこなす8番・亀谷暁哉くん、そしてセンターFWを務める10番・神谷悠介くんのセンターラインが攻守の起点となり、アクアの20番・青木瞭太くん、準決勝で2得点の10番・島田陽翔くんのタレント性を生かしたカウンターを狙うようなプレーをさせなかった。
東海の亀谷くんは「僕の役割はロングボールを処理してサイドに散らすこと」と語ったが、その言葉通りにアクアのロングボールを亀谷くんや田中くんらが着実にさばいてはサイドに展開。それとともに5番・今宮光希くんが「もっと通したかった」と頭を捻りつつも島田くんへ何度も縦パスを入れ、島田くんも前線の起点として安定したポストプレーで攻撃の歯車を噛み合わせた。
ゴールラッシュの始まりは11分。支配力を高めていく中で「得意です」と胸を張るロングシュートを亀谷くんが叩き込んで先制すると、12分には12番・青山修斗くんが決めて2-0とリードを広げる。アクアもGK川島百翔くんがファインセーブを連発し粘ったが、雨の降り出した後半にも東海の勢いは衰えず。アクアのカウンターを確実に跳ね返し、前後長短をうまく使い分けてのパスワークで次々とチャンスを生み出し、青山くんが2点目、35番・弘津晴司くんも2得点を奪う活躍を見せ、試合終了間際にも4番・上村健人くんがダメ押しの6点目。アクアの反撃も無難にしのぎ切り、完勝での愛知県大会優勝となった。
試合後、松葉義夫監督は「手応えのある勝利ですね」と笑顔。選手たちが口を揃える「パス回し」が見事に機能し、守備も無失点。相手GKの好守がなければさらなる大差がついていたかもしれない試合展開に、満足度は高い様子だった。素晴らしいプレーを見せた選手たちは逆に「もう少し縦パスが通せた」(今宮くん)、「得点できなかった」(神谷くん)などむしろ反省点を口にしているあたりは何とも頼もしいところ。「リーグ戦で1勝1敗だった相手は絶対に勝ちたいと思っている。そこに負けない強い気持ちで戦えた」という亀谷のコメントからは、彼らが向上心とともに強いメンタルを持っていることの証拠と言えた。
目標はもちろん「全国優勝」。堅実なセンターラインと運動量のあるサイドの連係力と、全体的なパフォーマンスの高さは十分に全国でも戦えるはず。鹿児島での彼らの躍動に、大きく期待したい。
■東海スポーツ 5番キャプテン・今宮光希くんのコメント
優勝できて嬉しいです。いつも通りのパス回しがちゃんとできたことが、たくさんの得点につながったと思います。でも僕のプレーはあんまりでした。もう少し縦パスが通せたかなと思っているので。でも、チームは良かったと思います。僕はもっと後ろからでも得点を取れるようになっていきたいですし、もっと前に出ていくプレーを増やしたいです。そして、全国大会で優勝したいです。
■東海スポーツ 10番・神谷悠介くんのコメント
普段通りのプレーができました。でも決勝戦ではシュートを打っても点が取れなかったので、ちょっと納得はいってません。もっとたくさん得点を取りたかったです。いつも通りのパス回しから自分が起点になって裏へパスを出したりは、自分で行く時には得点を取るのが僕の特長です。全国大会では優勝したいです。自信はあります。チームはもっと守備を前からしっかり当たりに行ければもっと良くなると思うし、僕は得点王も狙いたいです。
■東海スポーツ 8番・亀谷暁哉くんのコメント
先制点のシュートは打った瞬間に入ると思いました。決勝の相手は前にリーグ戦で1回負けて、その後の対戦では勝っていたので、今日当たれば相手は絶対に勝つと思ってやってくると思っていました。そこに負けないように自分たちも強い気持ちで戦えたのが良かったと思います。僕の役割は相手のロングキックやパントキックを処理してサイドに散らしたり、こぼれ球をワンタッチでミートしてシュートに持っていくことです。ロングシュートは得意ですし、良いコースに行けば入るし、悪いコースに行ったら修正してまたどんどん打っていくようにしています。全国大会では自分がアシストしたり、点を取ったりしてチームに貢献して、優勝したいです。チームの気持ちがまとまって、みんながみんなとカバーし合って、そこで生まれたマイボールから勝っていこうと思います。
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