サッカーコーチに必要不可欠な2つの要素とは

2017年02月23日

サッカー練習メニュー

【トレーニングメニュー例】5色のパスワーク

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■準備
・レベルや人数に応じて、正方形グリッドを作る。(縦20m×横20mを基準とする)
・5つのグループに分かれて、色の違うビブスを着る。

■進め方
1.グリッド内でパスワークをする。
2.ボールを受けた選手は3タッチ以内、5秒以内にパスを出さなくてはならない。
3.自分と同色ビブスの選手にはパスを出してはいけない。
4.ミスをした選手はその場でペナルティを受ける。(両足ジャンプ3回など)

■バリエーション
・5m以内のパスを禁止にする。
・タッチ数の制限をする。(1タッチ、2タッチ、3タッチなど)
・同色ビブスに加え、パスを出した色の選手へのパスも禁止とする。
・グリッドサイズを変化させる。(広くする、狭くする、長方形など)

コーチングMEMO

色にまどわされずに常に全体を意識する
 グリッド内のビブスを着た選手は5色に分かれるため、一瞬どの色がパスを出してはいけない色なのか、戸惑ってしまう。

 常に起こっている状況を把握しなければならない。パスを自分が受けることができる条件であるなら、積極的に声を出してボールを呼び込むことも求められる。


プロフィール
平野淳
(ひらの・じゅん)
1974年生まれ。大学卒業後、欧米へコーチ留学。UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)ライセンスを始め、イングランドオランダ、ドイツ、スコットランド、アメリカなどで指導者ライセンスを取得。横浜F・マリノスやFC東京などJリーグクラブでの指導経験だけでなく、海外でも子どもたちに指導を行う。現在、ファンルーツアカデミーの代表として、サッカーの普及活動を国内外で展開している。


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【商品名】ジュニアサッカーバイブル5 小・中学生のサッカーチームをつくろう!基礎からわかる!コーチ養成講座
【著者】平野淳 ((株)ファンルーツ)
【発行】株式会社カンゼン
A5判/256ページ
⇒チームコンセプトの決め方、自チーム・相手チームの試合分析の方法、トレーニングを組むときの考え方、試合当日のコーチのあり方などを盛り込んだ、コーチ必携の書。


 

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