リカバリーもトレーニングのうち! 疲労回復に効果的な入浴法と睡眠の関係を知ろう
2017年03月28日
コラムお風呂は疲れを取るための準備をする場所
――なるほど。最後に改めて“お風呂に入る”意味を教えてください。
考え方としては、“お風呂は疲れを取るための準備をする場所”ということです。血液をしっかり循環させ栄養や免疫系を体に運ぶ。そして、それを活性化させているのは、寝ているときに分泌される成長ホルモンなのです。
成長ホルモンを活性化させるには、良い睡眠が必要不可欠。良い睡眠を取るためにはお風呂に入って体温を上げることが重要になります。だから、お風呂と睡眠はワンセットなのです。
一日の終わりにお風呂に入るということと、翌日のためにお風呂と睡眠をどう考えるか、となったときに、アクティブに睡眠を考える。アクティブに睡眠を考えることは、前日にお風呂に入って疲労回復をするところからスタートしているという考え。そのために、お風呂に入るということは凄く大切なことだと思います。
ここ最近「リカバリーもトレーニングのうち」と言われるのはそういうことなんですよ。
アクティブに睡眠を取るための入浴ポイント
①自分の疲労度合を見極める
②入浴前に水分を取る
③自分にとって“気持ちの良い温度”で15分ほど入浴する
④お風呂に入ってから眠りにつくまで『1時間半』ほど空ける
⑤前日にお風呂に入るところから次の日がスタートしているという意識を持つ
<関連リンク>
・株式会社バスクリン
・はぴばす(入浴でカラダ作り スポーツ生理学から見たサッカー)
プロフィール
石川 泰弘
東京都出身。株式会社バスクリン広報担当。
博士(スポーツ健康科学)、温泉入浴指導員(厚生労働省規定資格)、睡眠改善インストラクター (日本睡眠改善協議会認定資格)など様々な資格を有し、『お風呂博士』としてTVや雑誌、ラジオなどに出演。著書には『たった一晩で疲れをリセットする睡眠術(日本文芸社)』『バスクリン社員が教える究極の入浴術 お風呂の達人(草思社)』などがある。
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