「ミスの原因を正確に把握すること」。メンタルトレーナーに聞く!ゴールを決められる選手になるために必要な心構えとは
2017年09月12日
メンタル/教育子どもの心に意識を向け、答えを導く手助けを
子ども自身がOKラインを正しく設定するのは難しいものです。その分、大人がサポートしてあげてください。今回のテーマであるシュートの場合は、「明日の試合の目標は何にする?」と、子どもに問いかけてみましょう。ただ最初からハードルを高く設定すると、意味がありません。
たとえば「○点取る!」と答えるようなら、「どんなことができれば嬉しい? どんなことをすればチームが勝てると思う?」と再度問い直してみてください。「僕がシュートを5本打てたら」「シュートが得意じゃないから、おとりの動きができれば」などの回答を引き出せるはずです。子どもたちに考えさせ、自分の心に意識を向かわせて、答えを導き出してあげることが重要なのです。
何よりその子のレベルに合った適切なOKラインを設定しましょう。そしてクリアできたときは、「よくできたね」と褒めてあげてください。練習中は、メンタルに対しての考慮はいりません。練習でできないことは試合でできないと思いがちですが、私は逆の考えです。たとえば、シュート練習ですごく外している選手がいたとします。しかし、その選手は自分なりに何かを試しているのかもしれない。
それなのに、周囲がゴールに入る・入らないで判断するのはよくありません。人の評価ではなく、自分が力を発揮できる方法をわかっている選手のほうが活躍できるはずです。
「自分の実力をわかっている」ことは大切で、だからこそ練習中は、技術のことだけを考えていればいいと思います。落ち着いてシュートを打とう」とも考える必要はありません。落ち着くことで不安を消そうとしているのかもしれませんが、技術の部分に意識を向けていれば、そこまで慌てることもないはず。「これはシュート技術を高めるための練習だ」と考えれば、落ち着いて取り組めると思います。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
LISEMが特別選考員に! 学生寮、グラウンド完備のJFSA高等学園が特待生、準特待生を選考するセレクションを開催2025.10.03
-
U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2025.10.03
-
サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!2025.10.02
-
【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!2025.09.26
フットボール最新ニュース
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、マンUから加入FWの活躍で強豪撃破【18日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
昨季王者PSGが4発快勝。白星スタート【17日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルは交代策的中で白星【16日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2017年度の参加メンバー768名を発表【変更あり】
- 運動神経は”才能”ではない!? スポーツ上達の秘訣は「脳」にあり
- 「ガラスの天才」比嘉厚平。指導者になった今、何をおもうのか
- 【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!
- なぜ「レギュラー」と「控え」ができるのか? ”子どもたちの幸せを生む”育成環境を考える【5月特集】
- 「お前なんか絶対に一流になられへん」。”努力家”本田圭佑の原点【前編】
- 練習中にふざける高学年
- 2013年度ナショナルトレセンU-14 開催概要および参加メンバー発表
- 【第38回全日本少年サッカー大会】鹿児島県大会 決勝フォトレポート&大会結果「太陽SC、全員サッカーで3年ぶり2度目のV」
- 【バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会】全国決勝大会 大会フォトギャラリー③