夢、目標。世界で活躍する選手になるために。第41回全日本少年サッカー大会開幕!!
2017年12月25日
大会情報
(文●高橋大地/ジュニサカ編集部 写真●佐藤博之)
12月25日(月)、開催地を鹿児島に移してから3回目となる「第41回全日本少年サッカー大会」の開会式が鹿児島市民文化ホールにて行われました。
開会式前、今年は薩摩川内踊り太鼓のみなさんが迫力のパフォーマンスを披露。恒例となった「歓迎太鼓」で会場の雰囲気を引きしめてくれました。

開会式が始まると、日本サッカー協会田嶋幸三会長が登壇。田嶋会長は「明日からは、常に“世界”を意識してプレーしてほしい」と選手たちを激励。久保建英選手(FC東京)を擁し2大会ぶりにW杯に出場したU-17日本代表やU-20代表を引き合いに出し「世界と個の差を埋めるには君たちの年代(U-12)からもっと世界を意識してプレーする必要がある」と話しました。

その後行われた選手宣誓では、「県大会の決勝戦よりも緊張した」という香川県代表・丸亀FCのキャプテン・西森大輔くんが立派に大役を務めます。
「“世界”で活躍する憧れの選手に近づくために何が必要かを考え、この大会でひとつでも多くの技術を身につけ成長できるよう精一杯がんばります」と宣言。西森くんの言葉からも“世界”という言葉が聞こえてきました。

来年はW杯イヤー。W杯は多くのサッカー少年・少女たちにとって夢の舞台です。2018年のロシア大会では、日本代表もコロンビア、セネガル、ポーランドなど世界の強豪国と対戦します。
そんな日本代表として3度目のW杯出場を目指している長谷部誠選手は、W杯だけでなく欧州CLなどにも出場したことがある“世界基準”を知る数少ない日本人選手です。会場には、そんな長谷部選手から、今大会の出場選手たちへ向けたビデオメッセージが流されます。
「僕自身、小学生の頃は多くの勝ち、多くの負けを経験して、プロのサッカー選手になっていきました。みんなにも、この全日本少年サッカー大会では勝負にしっかりこだわって、喜びや悔しさを存分に味わい、仲間と一緒に戦ってください」と長谷部選手らしく、丁寧な言葉で選手たちにエールを送ってくれました。

そしていよいよ明日からは試合がスタートします。憧れの舞台、選手に一歩でも近づくために…。鹿児島に集った未来ある選手たちはどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。選手たちの姿から目が離せません。
【試合結果】第41回全日本少年サッカー大会 特設ページ【取材日記】
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