西宮サッカースクールがJクラブを封じた「守備の妙」/全少決勝大会レポート

2017年12月28日

育成を考える

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(文●木之下潤 写真●佐藤博之)

町クラブの守備をほとんど崩せなかったJクラブ

 今大会は準々決勝で町クラブが姿を消した。

 ベスト4に勝ち進んだのがすべてJクラブというのは大会初のことである。しかしベスト8まで残った町クラブの一つ、「西宮サッカースクール」は今大会出場したチームの中でも指折りのいいサッカーを披露していた。

 彼らは攻守にバランスが取れたチームであり、ベスト16までは無失点を守り続けた。実際に、今大会ラストマッチとなった大宮アルディージャ戦も彼らの守備は光っていた。

 この試合2失点を喫したものの、献上した先制点はフリーキックでキックそのものが芸術的なものであり、相手を褒めるしかないゴールだった。唯一崩されたのは2点目のカウンターによる失点だけと言える。これ以外は、大宮アルディージャの攻撃陣をほぼ完封していた。

 大宮アルディージャは北海道コンサドーレ札幌にベスト4で負けてしまったが、彼らはグループリーグとベスト16の4試合で23ゴールと、今大会No.1の得点力を誇った。そんなチームが攻めあぐねるほど、西宮サッカースクールの守備は群を抜いていた。

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