進路で悩む子どもたちとどう付き合えばいい? 大人が心がけたい3つのヒント

2018年09月13日

メンタル/教育

思春期を乗り越えるためのヒント③

認める言葉を言って親が見ていることを伝えて


認める言葉をたくさん言ってあげる

 子どもが大きくなってくると、気恥ずかしさもあるし、子どもをほめることも難しくなります。そこで、認める言葉を言うことをおすすめします。

 事実だけを言えばいいんです。「最後まで走ってたね」とか。ご飯をたくさん食べていたら「しっかり食べたね」お皿を下げていたら「下げてくれたんだ」。向こうから返事が返って来ようが来まいが、認めることを言って、見ているんだよということを伝える。

 日本人は以心伝心の風潮があって、親も子どもに言わなすぎだなと思うんです。おかげで、子どもが勘違いしている例もいっぱいあるんです。

 日ごろのコミュニケ―ションがとりにくくなる思春期の時期だからこそ、認める言葉をたくさん言ってあげたいですね。

 この思春期の時期の親子関係はほんとうに大変。でも、必ずまたもとに戻ります。親があたたかく見守っていれば、個人差はあれども高校生くらいになれば普通に会話ができるようになりますから。それまでの期限付きの辛抱だと思えばいいんです。


<プロフィール>
田村節子先生

東京成徳大学教授。心理学博士、学校心理士。スクールカウンセラーとして多くの親子と向き合う。『子どもにクソババアァと言われたら』『家族ってけっこうビミョ~』(ともに教育出版)など著書多数。


 

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