夏バテにも効果発揮!「夏野菜の親子カレー」/親子で食育を楽しむレシピ

2019年06月18日

メンタル/教育

6月の食育連載は「親子料理で食育を楽しむ」をテーマにさまざまな話をしました。今月のレシピ第1弾は、親子で人気があるカレーです。カラフルな具材がたっぷり入ったカレーは、夏バテにも効果的です。親子の楽しい料理体験によって、いつにも増してカレーがおいしく感じられ、苦手な野菜の克服にもつながるのではないでしょうか。包丁や火を使う工程では、保護者の見守りのもと、十分に注意をして実践してみてください。

構成●北川和子


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カレー 食育

6月の食育レシピ「夏野菜の親子カレー」
  
■夏野菜の親子カレー
  
【材料(4人分)】
ニンジン:1本
ズッキーニ:1/2本(かぼちゃの親戚)
ジャガイモ:中2個
ニンニク:1かけ
ショウガ:3~4スライス
グリーンピース:大さじ2
玉ネギ:1個
カボチャ:5スライス
ゆで卵:4個
牛肉:240g
カレールウ:1/2箱
水:700ml
牛乳:200ml
サラダ油:大さじ2
 
【作り方】
1.ニンジンとジャガイモは乱切り。ズッキーニは扇型の薄切り。タマネギ、カボチャ、牛肉は一口大に切る。ニンニク、ショウガはみじん切り(チューブタイプでも可)。グリーンピースは下ゆでしておく(冷凍のグリーンピースの場合、自然解凍)。
2.鍋にサラダ油を引き、みじん切りしたニンニクとショウガをいれて、火をつけて、香りをたてる。
3.タマネギを入れ、キツネ色になるまでしっかり炒める。このとき、しっかり炒めることでタマネギの甘味が出ておいしくなる。
※タマネギは、事前にレンジで2分ほど加熱しておくと、炒める時間が短縮できる
4.肉を入れて炒め、8割程度火が通ったら火の通りにくいニンジン、ジャガイモから入れて3分ほど炒め、最後にカボチャ、ズッキーニを入れて炒める。
5.ジャガイモの表面がやや透明色に変わったら、水を入れてフタをして煮る。
6.ニンジン、またはジャガイモに箸を刺してみる。火が通っていることを確かめたら一度火を止め、カレールウを割り入れて溶かす。とろみがつくまで弱火にかけたら、牛乳を足し、火を止める。
※カレールウを入れたあとは焦げつきやすくなるため、火加減に注意
7.最後にグリーンピースを入れて、軽く混ぜたら出来上がり。
8.あらかじめ炊いておいたご飯とカレーを皿に盛り、最後にゆで卵をスライスしてトッピングしたら完成!

【トッピングの卵の作り方】
1.鍋にたっぷりのお湯と塩、または酢を大さじ1杯入れて沸騰させる。
2.鍋に卵を入れてゆでる。完熟の場合、卵を入れてから沸騰したまま約12分。半熟の場合、卵を入れて弱火で約7分。ゆであがったら水にあげて冷やし、皮をむく。
 
【ポイント】
人気料理のカレーはただおいしいだけではありません。カレーに含まれるスパイスは、食欲を増進し、疲れた胃腸を癒す効果があります。暑い季節は、冷たい飲み物の飲み過ぎで、胃腸が疲れやすくなるので、夏こそ積極的に食べたい料理と言えるかもしれません。また、熱が体にこもりやすいこの季節は、旬の野菜を体に取り込むことで、適度に熱を逃がし、夏バテしにくい体づくりにつながります。ひとつだけ注意していただきたいのが、カレーの保管方法です。調理後は食中毒を引き起こす可能性のある「ウェルシュ菌」が繁殖しやすくなるため、冷ましたあとは別容器に移し、2時間以内に冷蔵庫・冷凍庫に保管してください。
 
カレー 材料


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<プロフィール>
川上えり(かわかみ・えり)
管理栄養士。FCジュニオール(大分県中津市)の栄養アドバイザー。海外で活躍するプロサッカー選手の食事などをサポートし、チームの遠征・合宿にも帯同。アスリート向けのレシピ制作、子育てママ向けのコラム執筆など幅広く活動している。


 
 

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