「なぜ、うまくいかなかったのか」その原因を考える習慣を。いわゆる“センス”は後天的に育てられる【サッカー外から学ぶ】
2019年06月20日
育成/環境
※絵はすぐに上手くならない デッサン・トレーニングの思考法参照
サッカーにも意外な共通点! 8つの「絵をうまく描くための能力」
「絵がうまい=才能で片づけるのではなくて、その才能、能力にはどんなものがあるのか分解して、理解しないことには上達の道はありませんよね。才能という言葉でひとまとめにしていたものを、『じゃあどんな能力があれば絵がうまく描けるようになるんだろう?』と細かく分けてみる、描画能力を分解してみるということです」
第1回でも紹介したように、成富さんは「才能」のひと言で片づけられがちな「絵を描く能力(描画能力)」を①アイデア②オリジナリティ③形状ストック④構図構成力⑤形を取る能力⑥立体を把握する力⑦テクニック⑧完成させる力の8つに分解することで、具体的なものにしようと提唱している。
「8つの能力をバラバラに使うわけではなく、総合力で絵を描くということになるのですが、当然、得意不得意、現時点で『できている・できていない』の差はあります。本人が把握することで気がついたり、成長につながるというケースはもちろんありますが、絵を教えるためにはその人が8つの能力、それぞれどういうバランスで絵を描いているのかを見分けられる力が必要ですよね」
サッカーでも優れた指導者は、「選手を見る(観る)力」に長けていると言われる。教える人の現在地、その能力の偏り、強み、弱みを的確に見抜くことができれば、上達するまでに必要なプロセスが見えてくるというわけだ。
絵をうまく描くことが本稿の目的ではないが、せっかくなので、成富さんに8つの能力についても解説してもらうことにしよう。
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