子どもの“魚嫌い”を克服するための調理法。魚料理に親しむコツは?
2019年09月10日
フィジカル/メディカル
魚嫌い克服の一歩はフライなどがお勧め
お母さんたちが魚を食卓に取り入れたくても、お子さんに苦手な魚がある場合や、家族に魚嫌いな人がいる場合には調理できるメニューが限られてしまいますよね。魚が苦手な子の中には「独特のニオイ」や「骨がある」といったことを嫌いな理由に挙げる子が多いようです。
そういった場合は、クセが少なく淡白で、骨が抜いてある白身魚からチャレンジしてみるといいでしょう。加熱するときにはバターを使って香りを出したり、揚げ物にしたりすることで、独特なニオイは気にならなくなります。サケはサーモンピンクの色をしていますが、白身魚です。焼いても揚げても生でも食べられて、いろんな料理に化けるので、魚嫌いな子にもお勧めです。
【お勧めの白身魚】
・タラ
・タイ
・タチウオ
・ヒラメ
・サケ…etc
子どもが少しずつ魚に慣れてきたら、他の魚も取り入れていきます。スーパーの魚売り場や、魚屋さんでは内臓を取って、三枚おろしにしてくれるところもありますから、丸ごと一尾購入してその場で処理してもらうと、その後の調理も簡単になりますし、家庭の生ごみも減りますよね。
さらに「旬」の食材を取り入れてみるのも良い方法でしょう。
これからの時期は秋ザケ、サンマ、カツオ、タチウオなど様々な魚が出回ります。当然、旬の魚は脂がのっていて味がよく、栄養価が高いほか、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。サンマやイワシのような骨が多い魚であっても、大きな骨が抜かれた状態で売られている場合もあります。魚のおいしさや栄養を伝えながら、子どもが食べられる魚を少しずつ増やし、心理的な抵抗感を少しずつ軽減していけるといいですね。
そして、もう一つ料理をする側と食べる側にとって使い勝手がいいのが缶詰の活用です。
最近では「サバの水煮缶」が大きなブームとなっていますが、下処理済の青魚を骨ごと食べられる水煮缶は、さまざまな料理に使えるのでとても便利です。青魚ですので、もちろん「DHA」(ドコサヘキサエン酸)と「EPA」 (エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれていますし、骨ごと調理してあるのでカルシウムもたっぷりです。
1缶200円前後と安く、スーパーに立ち寄れなかった日のためにストックしておくと「あと一品おかずが欲しい」というときに役立つのではないでしょうか。そのまま醤油とショウガで食べるのもいいのですが、煮物や卵とじ、サラダや和え物の具にも適しています。水煮にすると魚の臭みがあまり気にならなくなるので、子どもたちが大好きな焼きそばやパスタと一緒に炒めると、できるだけ簡単に済ませたい休日のランチなどにも活躍すると思います。
他にも、イワシの水煮やサンマの水煮、中骨つきのサケなど、缶詰売り場には調理に使うことができる缶詰が多く売られています。いずれも骨ごと食べることができ、中には1,000mg以上のカルシウムが含まれている缶詰もあります。家庭で骨まで柔らかく煮込むのは相当な時間を要しますから、忙しいお母さんたちにとっても、育ち盛りの子どもたちにとっても強い味方となってくれるのではないでしょうか。
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