「ボールがない状態の中で常に考え続ける」エコノメソッドが“認知”を重要視する理由とは
2021年12月10日
育成/環境今月6日に発売された『フットボール批評 issue34』では、スペイン・バルセロナで生まれたエコノメソッドの内容や指導理論に迫っている。そこで今回は奈良クラブのメソッド部門ダイレクターを務めるダリオ・ロドリゲス・マンチャ氏のインタビューから一部抜粋して紹介する。
『フットボール批評 issue34』
文●小澤一郎

(写真●佐藤博之)
選手自身が主体的に良い判断を下すことができるようにする
――エコノメソッドでは、「認知」 のコンセプトを重視しています。個人的には、今息子が小学低学年となり少年団でサッカーを始め、まだまだ日本の育成年代、4種の現場では試合の状況から切り離されたアナリティックなトレーニングが多いと感じています。その意味で、エコノメソッドが日本に入ってきたことは日本サッカーの発展にすでに貢献していると感じますが、日本で数年指導をしてみて今何を感じていますか?
我々の主な目的はインテリジェンスを持った賢い選手の育成です。そのためには、選手がプレーを理解する必要がありますし、自主的かつ主体的に良い判断を下す必要があります。
なぜここまで認知にこだわっているのかというと、サッカーを深く分析していくと一人の選手がボールを持っている時間は試合においてほとんどないということがわかるからです。
その中で選手はどこにポジションを取らなければいけないのか、今何をしなければいけないのか、ということをボールのない状態の中で常に考え続けなければいけません。
もちろん、ボールを持った状態でも常に考えることが求められます。ドリブルするのか、パスをするのか、シュートするのか。選手というのはプレーに対する理解を高めれば高めるほど、プレーのパフォーマンスが良くなります。
それはどういうことかというと、自分の能力をシンプルに最大限引き出すことができるようになるからです。
もし突破のドリブルが上手い選手がいつ、どの方向に向かってドリブルすればいいのか、その仕掛けのドリブルの後に何をすればいいのか知らなければ、そのドリブルの能力はピッチ上で上手く表現することができません
全文は『フットボール批評 issue34』からご覧ください。
【商品名】フットボール批評 issue34
【発行】株式会社カンゼン
【発売日】2021/12/06
【書籍紹介】
教養としての現代サッカー
時期を合わせるかの如く欧州帰りの選手から「日本と欧州のサッカーは別競技」なる発言が飛び出すようになった。立て続けの印象が強いのは欧州から日本に帰還する選手が増えた証拠であろう。彼らが言いたいのは、欧州のサッカーは善、日本のサッカーは悪ではなく、欧州のサッカーは現代、日本のサッカーは非現代というニュアンスに近いのではないだろうか。もちろん、「組織」などのレンジの広い構造面も含めて……。
好むと好まざるとにかかわらず、現代サッカーの教養を身に付けない限り、「別競技」から「一緒の競技」に再統合することは断じてない。幸いにも同業界には現代サッカーを言語化できる日本人は少ないながらも存在する。攻撃的か守備的か、ボール保持かボール非保持かのようなしみったれた議論には終止符を打ち、現代か非現代か、一緒の競技か別競技かのような雅量に富む議論をしようではないか。
サッカーサービス・エコノメソッド ウィンターキャンプ2021-2022参加者募集中!

(写真●山本浩之)
<U-12キャンプ(対象:小学3~6年生)>
・横浜クール
日程:12月28日(火)・29日(水)
会場:YC&AC
・千葉クール
日程:12月30日(木)・31日(金)
会場:ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA
・奈良クール
日程:1月5日(水)・6日(木)
会場:ヤナギフィールド
<U-15キャンプ(対象:中学1~3年生)>
・千葉クール
日程:1月2日(日)・3日(月)
会場:ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA
詳細は公式ホームページをご参照ください。
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