LESSON3 ハーモニー体操<応用編> 上半身全体の動きをなめらかにする動き

2013年04月11日

コラム

今回の動きは上半身全体の動きをなめらかにする動きです。サッカーは足のスポーツですが、下半身だけでなく、上半身のバランスも必要です。肩甲骨やアバラを動かし、上半身を柔らかく使えるようにしましょう。

◆目的
試合中・練習中に知らないうちに肩やアバラを固めることがあるかもしれません。肩甲骨やアバラの上をなめらかに動かすことで腕を振る動作が楽になります。アバラの柔らかい動きを保つことは息を楽にするので、上半身から柔らかく使う意識を高めると、足が楽に動くようになります。

◆行い方
①まず直立の状態で自分の足裏がどんな風に床についているかに意識を向けます。どこが強く押しているか、どこが浮いているかをチェックしてみてください。

②右手を頭の上にのせて指先が左の耳の上に触れるようにおきます。左手は右のアバラの上にのせます。

③最初、右のアバラが広がるように、右のヒジが天井方向に動かします。ゆっくり戻ります。アバラを楽に動かしてください。

④4回ほど繰り返し、腕を体の横に下ろして休みます。

⑤反対も同じようにやってみましょう。左右の足裏にかかる重さの変化を感じてみてください。

⑥また両腕を下にして休みます。

⑦今度は、両腕を肩の高さで持ち上げます。手の平を床側の向け、ゆっくりと胸を少し突き出すようにして天井の方に返します。今度は背中を少し丸めながら手の平を戻します。

⑧ゆっくり両腕を下ろして休みます。

⑨もう一度両手を肩の高さで広げ伸ばし、右手の平を天井に向け、目線も右手に向けます。左手の平は床を向いている状態。右手と左手の向きを交互に逆に動かし、手の平が天井を向く方に目線を向けます。ヒジや手首を楽にして行います。動きながら背中、背骨、肩甲骨、アバラなど上半身が動いているのを感じてみてください。

⑩ゆっくり腕を下ろして休みます。上半身を動かしたのに足裏が床にしっかり着いている感じがあるかもしれません。

◆ワンポイントアドバイス
目線を手の平に向けながら動かすとき、上半身の動きが足裏にかかる重さに変化を与えていることにも意識を向けてみてください。

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