ユニセフとFCバルセロナがさらに4年間の協力に合意 教育やスポーツに年間200万ユーロを支援
2016年02月29日
ジュニアサッカーニュースユニセフ(国連児童基金)によると、FCバルセロナとユニセフは、最も厳しい状況にある子どもたちへの支援を継続することで合意し、今後新たな4年間の協力合意書に署名した。今回の合意は、これまでに7カ国で100万人以上の子どもたちの生活向上を支援してきた、両者のパートナーシップの10周年を記念して行われた。
新たな合意内容に基づき、FCバルセロナはユニセフへの寄付を年間150万ユーロから200万ユーロに増額。この資金は、ブラジルや中国、ガーナ、南アフリカ共和国の社会から疎外された子どもたちに、体育やスポーツ、遊びに参加する機会を提供するプログラムに活用される。
FCバルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長は「この新たな合意を機に、FCバルセロナはこのパートナーシップをさらに一歩前進させたいと思ってます。いまや、バルサ(FCバルセロナの愛称)とユニセフとの絆はかつてないほどに強まっています。私たちは、子どもたちの権利のための闘いやスポーツを通した教育の推進に向けて団結します。バルサは世界中の子どもたちのためのクラブで、ユニセフはこの取り組みにおける最良のパートナーなのです」と話している。
過去10年間を通して、ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップは、支援がなければ社会から排除されていたかもしれない子どもたちのために、教育やスポーツ、遊びの機会を拡大するための支援をしてきた。このパートナーシップはまた、アンゴラやマラウイ、スワジランドの脆弱なコミュニティの間で、HIV/エイズの認知を向上させるためのプログラムも支援している。
※ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップの支援を受けている7カ国は、アンゴラ、ブラジル、中国、ガーナ、マラウイ、南アフリカ共和国、スワジランド。
■FCバルセロナ基金について
FCバルセロナ基金は、FCバルセロナの「企業の社会的責任(CSR)」を実現する手段として、1994年に設立されました。現在のところ、その活動は主に以下のような前提に基づいている。
中心的な手段としてのスポーツの利用、教育とスポーツの積極的な価値の促進、子どもたちを主な受益者に、バルサを通したカタルーニャの振興。
今日では、基金は世界中の40万人以上の人々に支援を届けている。
■ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップについて
ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップは、すべての子どもが質の高い教育を受け、スポーツや遊びに参加する機会を享受するという目標に向けて尽力している。
2006年、FCバルセロナ基金とFCバルセロナは、ユニセフとのグローバル・パートナーシップに署名。ユニセフとFCバルセロナ基金は、スポーツと教育の振興を通して多くの子どもたちの生活を向上するため、協力して取り組んでいる。
関連リンク
・FCバルセロナキャンプ10周年、スペインに招待されたMVP選手の進路
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