運動会本番でついつい緊張してしまう子どものためのリラックス方法とは?
2016年05月16日
メンタル/教育大事な試合や運動会などで「どうしても勝ちたい」「練習の成果を見せたい」と思えば思うほど緊張してしまい、思い描いていた結果とは違う結果になってしまうことは、多くの人が経験することだと思います。そこで、シドニー五輪などに100m走日本代表として出場し、100m日本記録保持者でもある伊東浩司氏・著の「小・中学生のための足がグングン速くなる本」から、つい緊張してしまう場面でのリラックス法を一部抜粋して紹介します。
(構成●ジュニサカ編集部 イラスト●喜多浩太郎)
『小・中学生のための足がグングン速くなる本 』より一部転載
緊張を克服しよう!と思ってはダメ!
運動会や大会で走るときは、だれだって緊張するものです。
そんなときに、保護者や指導者が「リラックスしろ!」と言っても、できるわけがありません。そうした声がけは、場合によっては裏目に出てしまうことがあります。
もし緊張しすぎで手に汗をいっぱいかいていたり、頭の中が真っ白になっていたり、最初の一歩が踏み出せないときは、大声を出させてください。
これは世界選手権などの大会で、外国人選手がよくやっている方法でもあります。言葉は「ワー」でも「オー」でも何でもかまいません。声を出すのはタダですから。隣の子とおしゃべりするのもいいでしょう。とにかく、声を出してリラックスさせます。そうすると、心なしか不安もほどけて、足も動くようになるのではないでしょうか。
ただし、緊張というのは〝心〞を育むためにはとても貴重な経験です。
大切なのは「どうして緊張したか」「どうすれば緊張しなくてすむのか」ではなく、「緊張した中でどれだけ力が発揮できるか」です。
どんどん緊張して、自分の〝心〞と向き合えばいいのです。
緊張というのはスポーツ以外でも、日常の中で何度も経験するものです。
テストを受けるとき、先生に指名されて算数の解答を答えるとき、クラスメートの前で教科書を音読するとき、保護者に通信簿を見せるとき。ほかにもいろいろな場面があるでしょう。
自分一人が緊張しているように思っても、みんな同じように緊張しています。どれだけ足が速い人でも、レースの前はやはり緊張しているのです。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
LISEMが特別選考員に! 学生寮、グラウンド完備のJFSA高等学園が特待生、準特待生を選考するセレクションを開催2025.10.03
-
U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2025.10.03
-
サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!2025.10.02
-
【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!2025.09.26
フットボール最新ニュース
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、マンUから加入FWの活躍で強豪撃破【18日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
昨季王者PSGが4発快勝。白星スタート【17日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルは交代策的中で白星【16日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 正しいフォームで足が速くなる!! 運動会前に知っておきたい走る練習法
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2017年度の参加メンバー768名を発表【変更あり】
- 【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!
- サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!
- 「ガラスの天才」比嘉厚平。指導者になった今、何をおもうのか
- U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!
- 運動神経は”才能”ではない!? スポーツ上達の秘訣は「脳」にあり
- 主審はS字の動きが大事! お父さん審判のための試合で使える基本テクニック
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 関東選抜メンバー発表!【関東トレセン交流戦U-15】