北海道コンサドーレ札幌が昨年のリベンジを果たし、全国への切符を獲得!! /第40回全日本少年サッカー大会 北海道大会

2016年10月19日

大会情報

北海道コンサドーレ札幌が昨年のリベンジを果たし、全国への切符を獲得

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文・写真●清水敏

 10月10日(月・祝)、栗山町ふじスポーツ広場にて行われた『第40回全日本少年サッカー大会 北海道大会』の決勝は、北海道コンサドーレ札幌U-12A(以下、コンサドーレ札幌)が、SSS札幌サッカースクール(以下、SSS)を2-1で下し、3年ぶり6回目となる全国大会へ切符を掴んだ。

 気温10度を下回り小雨がぱらつく中、キッフオフとなった、北海道代表を決める一戦。試合は、しばらく中盤での激しいボールの奪い合いが続いた。

 前半3分、SSSが左サイドでFKをゲット。両チーム最初のシュートを放つがゴールの上に大きく外れた。前半8分、コンサドーレ札幌は左CKを得るがシュートまで至らず。

 その後、SSSが怒涛の攻撃を見せた。相手GKからこぼれたボールをFW桜庭平良くんがシュート、その3分後にはDF上田英跳くんがミドル、前半17分は左サイドからMF池田峻大くんがドリブルで切り込みパスを受けたMF松永悠生くんがシュート。だが惜しくもポストに弾かれた。SSSが主導権を握ったまま前半は終了した。

 後半2分、ついに均衡が破れた。コンサドーレ札幌GKからのボールを中央付近でFW川合流央くんが頭で前方にパス。相手DFラインをかいくぐったFW佐藤未来也くんが右足でゴールを決めた。後半12分には右サイドからコンサドーレ札幌のDF水口由翔くんが上げたクロスをMF川合くんが体いっぱい伸ばしてダイナミックなヘディングシュート。貴重な2点目を挙げた。

 2点を追うSSSはDF阿部駿也くんが強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らし1点差に詰め寄るが反撃はここまで。コンサドーレ札幌が逃げ切り、昨年のリベンジを果たして第1号となる全国切符を手にした。

 木崎拓也コーチは「苦しいゲームだったが何とか我慢してた戦ってくれました」と雨の中、必死に戦った選手をたたえた。

■北海道コンサドーレ札幌・佐藤未来也くんのコメント
優勝できて嬉しいです。先制点はGKのボールに川合くんが頭でパスして自分がシュートを打つという流れは練習通り。決勝でゴールを決められて良かった。前半は厳しい展開でしたが声を掛け合って耐えました。ハーフタイムは相手の守備を引き出す動きをもっとしようと話し合い、修正できたと思います。この大会は4試合で5得点決めることができた。ゴールへの意識を高く持って試合に臨みました。全国大会は強いチームが多い。技術は向こうの方が上かもしれないが勝てるように練習から努力して自分たちのサッカーをしたいです。

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