清水ユースが大宮ユースに快勝し「日本クラブユース サッカー選手権(U-18)」16年ぶり2度目の優勝を飾る!
2018年08月02日
ジュニアサッカーニュース
取材・写真・文●中澤捺生
1日(水)、味の素フィールド西が丘(東京都北区)にて「第42回 日本クラブユース サッカー選手権(U-18)大会」が行われ、清水エスパルスユース(以下、清水ユース)が大宮アルディージャユース(以下、大宮ユース)を2-0で下し、優勝を飾った。
清水ユースと大宮ユースはグループステージの時に対戦。その時はスコアレスドローに終わっていた。清水ユースの指揮を執る平岡宏章監督は「9番の吉永選手をどれだけ抑えることができるか、大宮のストロングポイントはボールを動かすことなので、(裏への)飛び出しや抜け出しに注意をすること、サイドの11番(高田颯也選手)、15番(渡辺俊介選手)のドリブルに注意することを徹底して、まずは守備から入りました」とグループステージで対戦した経験を踏まえて、ゲームプランを用意していた。
35度近い気温を記録した中、清水ユースの選手はゲームプラン通りにハードワークで守備に奔走。すると、前半12分に清水ユースの17番・青島太一選手が「1人目を振り切った時に倒れなかったことがゴールにつながりました」とドリブルから先制点を奪う。前半アディショナルタイムにはバイタルエリアでボールを持った10番・齊藤聖七選手が右サイドにいた19番・山崎稜介選手に展開。グラウンダーのクロスを中に送ると、エリア内に走り込んでいた10番・齊藤選手がダイレクトで合わせてスコアを2-0とした。
齋藤選手は試合後「準決勝(アビスパ福岡U-18)の試合は自分のプレーが出来なくて、チームに迷惑かけたんですけど、決勝戦の舞台でゴールを決めることができたので、素直に嬉しいです」と振り返っていた。
2点のビハインドで折り返すことになった大宮ユース。丹野友輔監督は「前半は、清水のプレッシャーにはまってしまい、なかなか前にボールが運べませんでした。清水の方がハードワークできていたので、攻守において相手よりハードワークしようと(ハーフタイムに)激励しました」と話す。その言葉通り後半は、2点を追う大宮ユースが豊富な運動量で中盤を制圧。終始、ボールを保持する展開となった。
大宮ユースは後半11分、20番・田中颯太選手が右サイドからクロスボールを入れると、ゴール前の混戦から9番・吉永昇偉選手がシュートを放つ。しかし、清水ユース・15番・川本梨誉がゴールライン上でブロックした。さらに攻勢を強めた大宮ユースは同大会で6得点を挙げているエースの吉永選手にロングボールやクロスボールを放り込みゴールを目指したものの、清水ユースの5番・監物拓歩選手がヘディングで跳ね返し、GKの梅田透吾選手が安定したセービングを披露。ゴールを許さない。
結局、前半の2ゴールを守り抜いた清水ユースが大宮ユースを下し、16年ぶり2度目の優勝を飾った。なお、大会MVPは梅田透吾選手(清水ユース)、大会得点王には吉永昇偉選手(大宮ユース/6得点)が輝いた。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー発表!【MS&ADカップ2025】2025.11.19
-
【エリートプログラム女子U-13日韓交流】参加メンバー発表!2025.11.19
-
【2025ナショナルトレセンU-14後期】参加メンバー発表!2025.11.18
-
【U-15日本女子選抜トレーニングキャンプ】参加メンバー発表!2025.11.13
フットボール最新ニュース
-
アーセナルが直接対決を制しCL首位浮上【26日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナがチェルシーに完敗【25日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
上田綺世が先制ゴールもチームは敗戦【27日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、終始リードを許す展開で辛くもドロー【5日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
サッカー日本代表初招集MFが先発で勝利に貢献【6日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 「JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12」2018年度の参加メンバー768名を発表!
- “早熟タイプ”か“晩熟タイプ”か。成長のピークはいつ訪れる? 子どものタイプを知ろう!!
- 関東選抜メンバー発表!【関東トレセン交流戦U-15】
- 【JFAエリートプログラムU-13日韓交流戦】参加メンバー発表!
- アグレッシブな守備を見せた しおやFCヴィガスが優勝を飾る!/バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会
- 【静岡市長杯第40回清水チャンピオンズカップ少年サッカー大会】表彰
- 「2013年度 ナショナルトレセンU-12 関東(第1回)」の開催要項および参加メンバー発表
- 4種(小学生年代)を支える町クラブの存在意義とは? サッカーが日本の文化となるために改めて考えなおしたいこと
- FC岐阜、6/4長崎戦で「虫の日まつり」を開催!
- RENUOVENS OGASA FC ジュニアが悲願の初優勝!! 岩手県代表の座に輝く/第40回全日本少年サッカー大会 岩手県大会














