コラム

疲れを取り除く力強い味方

2012年10月26日

運動をすると身体の中に疲労物質が溜まります。この疲労物質は肩こりや筋肉痛の原因の1つになります。疲れが残った状態でトレーニングをすると、筋肉や神経に負担がかかり、ケガの原因にもなります。

大切なのは、疲労物質(乳酸)の生成を抑え、速やかに除去することです。この働きをする栄養素がクエン酸。最近は、クエン酸入りのドリンクも多くなってきましたが、毎日の食事の中で摂取する習慣をつけると、自然に疲れが残らない身体になっていきます。

クエン酸として取りやすいものは、柑橘系の果物。練習後や食事のデザートとして果物を食べることを習慣づけると良いですね。果物がない場合は100%のオレンジジュース、グレープフルーツジュースも同様な効果があります。

その他にも、梅干しは代表的なクエン酸食品です。調味料としてはお酢がその代表。大半のドレッシングにはお酢が入っていますから、サラダにかければお酢が苦手なお子さんも食べやすいと思います。また、ポン酢も万能選手。焼き魚、湯豆腐、餃子、和風ハンバーグ……と、どんな料理にも合います。グランパスの寮の食堂にもポン酢は常備してあり、サラダや納豆、冷奴などにかける選手が多いんですよ。

プロフィール

間宮 裕子(まみや・ゆうこ)

岐阜県多治見市出身、在住。本名、森裕子。 名古屋女子大学家政学部管理栄養士専攻卒。97年から02年まで名古屋グランパスに在籍。専門学校トライデントにて講師としても活躍。07年1月より再び名古屋グランパスで栄養アドバイザーとして所属している。 現在は自宅でスポーツ栄養勉強会や料理教室を開催する他、食育講演などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に『小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル』『小・中学生のためのジュニアサッカー お弁当バイブル』(ともにカンゼン刊)がある。公式ホームページはこちらhttp://syoku-de-smile.com/

近刊情報

『プロクラブを支える“食”ストーリー 名古屋グランパス 勝利の食堂』

Jリーグに栄養士がいなかった時代から、初の専属栄養士として名古屋グランパスを「食」で支えてきた間宮裕子氏が、サッカーファンや、食事にこだわる人たちの声に応える。ダイエット、貧血対策、ケガ予防、強い体づくりの秘訣が満載。スポーツを楽しんでいる人々、子を持つ親、スポーツ指導者、栄養士を目指している人に贈るグランパス流「勝ち食」ストーリー。

VOL44

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