【第38回全日本少年サッカー大会】京都府大会 決勝フォトレポート&結果 「強いチームワークで京都紫光サッカークラブが2年ぶり11度目の優勝を果たす!!」

2014年06月17日

大会情報

強いチームワークで京都紫光サッカークラブが2年ぶり11度目の優勝を果たす!!

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(文・写真●雨堤俊祐)

6月15日(日)に行われた「第38回全日本少年サッカー大会 京都府大会」の決勝戦は、勝てば2年ぶり11度目の優勝となる京都紫光サッカークラブ(以下、紫光)と、初優勝を目指す加茂フットボールクラブA(以下、加茂)というカードとなった。

太陽が照りつける中での一戦は、開始早々に先制点が生まれる。2分、紫光が右サイドでFKを得ると、キッカーを務める10番・松原綾成くんが蹴ったボールはゴールポストとGKに当たってゴールに吸い込まれた。さらに紫光は4分、松原くんの蹴った右CKを4番・三輪弘登くんがヘディングシュートで叩き込んで2点差とする。

セットプレーから得点を重ねた紫光に対し、加茂は京都府大会の5試合で23得点という高い攻撃力で反撃に出ようとする。前線の18番・菅野りょうくんや56番・西川聖都くんにボールを集めるが、思うようにチャンスを作れない。紫光は最終ラインで5番・大山輝士くんがリーダーシップを発揮し、全員がすばやく相手に寄せて、球際では粘り強い対応を見せるなど、京都府大会の5試合で1失点という堅実な守備を決勝でも披露した。

後半に入り、立ち上がりは加茂が攻勢を仕掛ける。西川くんが力強いドリブルやFKでゴールに迫り、逆襲を食らった場面もGKの20番・林晃正くんが鋭い反応でピンチを防ぐ。ところが、ゴールを奪ったのはまたしても紫光だった。後半7分に松原くんがドリブルからGKとの1対1を制して追加点。松原くんは後半13分にも相手のクリアボールをループシュートで決めてハットトリックを達成した。

4点リードされる形となった加茂だが、選手たちは下を向かずに懸命にボールを追いかけ、後半18分には1点を返したが、試合はそのまま4-1で終了。加茂の唯一のゴールを決めた西川くんは「相手の方がボールを持つ時間が長くて、僕たちは少ないチャンスで持ち味を出さないといけなかった。今の紫光との力の差が出たと思う」と試合を振り返っている。

優勝した紫光の大山くんは「局面では絶対に負けないようにしている。決勝は大きな選手が相手だったけど、みんなと協力して守れた」と守備に手応えを感じており、全得点に絡む活躍でチームを勝利に導いた松原くんは「みんなでまとまって最高のチームで勝てた。全国でも通用するように、もっと練習を頑張りたいです」と8月4日(月)から行われる全国大会までに更なる成長を誓った。

■京都紫光サッカークラブ 長谷川佳弘監督のコメント
大会前にキャプテン(掛見直央くん)が負傷したこともあって、いつもなら中盤のあるゲームができるんですが、今大会は“守備をしっかりやって、前線の選手を生かして得点を取る”という戦い方になりました。その中で、全員で攻めて全員で守るということを徹底できたから優勝できたんだと思います。決勝戦は早い時間に点が入ったのが全てでした。大会を通じて成長した選手がいるし、全国大会にはキャプテンも戻ってくる。2年前はベスト8で敗れたので、今回はそれを超えるベスト4を目指したいですね。

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