チーム動画紹介第27回「狭山アゼィリアFC」
2007年08月27日
未分類今回訪れたのは埼玉県狭山市にある狭山アゼィリアFCの女子チーム。代表の藤浪さんと女子部コーチの阿部さんにお話を伺いました。
狭山アゼィリアFCスタッフの方々
「狭山アゼィリアFC」ってどんなクラブ
埼玉県西部にある狭山市広瀬小学校近郊のつつじ団地に住む子供たちを対象にサッカー部が25年前に発足。チーム名の由来となった「つつじ」はイタリア語で「AZALEA(アゼィリア)」。現在では、他地域からも子供たちが集まり、小学1年生~6年生の男女が参加したサッカークラブです。なかでも、女子チームは7月に行われた「JFA関東ガールズエイト(U-12)サッカー大会 埼玉県大会」にて見事優勝。関東大会の切符を手に入れました。
女子サッカーチームの最近の悩み
チームの現在の部員数は11名で、6年生は5人です。そのほかに3年生や4年生、5年生もいます。男子チームは、各学年ごとにメンバーが揃い、練習を学年別に行ってますが、が、女子チームは練習を合同にするべきか、低学年と高学年で分けてやるべきか、そのあたりは難しいところですね。下の学年が上の学年に合わせて練習メニューを組むべきか、下の学年に合わせたメニューにするのか、部員数が少ないと直面する問題かもしれません。メンバーが増えてくれれば嬉しいですね。
ジュニア年代をサッカーと過ごした女の子たちはその後…
私たちの近郊の中学校に、女子サッカー部がある環境はありません。しかし、サッカーを続けたい子供たちは、男子のサッカー部に入って活動する子たちがいます。また、アゼィリアFCの練習会場となる根岸グランドでは、なでしこリーグで奮闘中のASエルフェン狭山SCが練習を行うことがあります。
私たちのチームからも卒部生が現在活躍しています。エルフェンのU-15チームがあるので、そちらに小学生を卒業すると進む子たちもいます。女子サッカー環境が根強くにもまだまだ課題がありそうです。それでも、子供たちがサッカーを続けたいという意志を壊さないように努めていくことが大切ですね。
編集部コメント
朝8時からの練習スタートと炎天下の中で行われた条件に臆することなく、楽しみを感じながら、練習に励むアゼィリアのガールズ。埼玉県大会で優勝するなど、レベルも高く、それに応じて、独特で高度な練習をしていました。特に「考えるサッカー」を意識していいて、判断力が優れたチームだと感じました。それでも、1人の女の子が、練習中にボールが顔にぶつかり、涙する場面もあり、女の子のか弱い一面を覗かせる部分もありました。しばらくベンチに座っていましたが、泣き止むとすぐにボールの方へ向かって笑顔で練習を続けていました。
今回、練習メニュー撮影の合間をくぐって、選手たちにみんなの夢をそれぞれ聞きました。答えは、全員がプロのサッカー選手。アゼィリアの少女たちがこれからも楽しく笑顔でサッカーを続けてもらいたいです。
(ジュニサカ編集部)
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