チーム動画紹介第66回「FC PERSIMMON」
2009年03月09日
未分類良いプレーには自主性がある
今回は本誌『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.12』でも紹介した神奈川県川崎市で活動するFC PERSIMMONを紹介します。FC PERSIMMONの代表を務める三浦大輔さんにお話をお聞きしました。
「FC PERSIMMON」ってどんなチームですか?
以前は柿の実幼稚園に通う園児を対象にしたサッカークラブでした。その後、園内で卒業した小学生を対象としたサッカー部もスタートしましたが、幼稚園のグラウンドで活動するには人数が増え過ぎ窮屈になっていたんです。そこで、保護者の方による運営チームとしてFC PERSIMMONを2002年4月に新たに設立しました。現在は川崎市内にある小学校や施設のグランドを借りて、園児・小学生のカテゴリーで活動しています。
チームのコンセプトは?
設立当初からチームのモットーとして「やればできる!!」を掲げています。サッカーを通じて、幼少期の子どもたちに何事にも懸命に取り組む姿勢を身につけてほしいという願いを込めています。
練習の現場では子どもたちの意見を必ず聞いてから指導していましたが?
昔は「これはこうだよ!」と子どもたちに答えを伝える指導をしていました。その方法でもサッカーをすることはできます。しかし、それでは指示を始終待っているロボットのような人間になってしまうと思ったんです。それよりも、「今のプレーどうしたかったの?」と子どもたちの意見を引き出すことで子どもたちは考えてプレーするようになります。そのプレーは指導者の想像以上に良いものだったりします。こちらにとっても勉強になり、彼らの今後に成長にもつながることだと思います。
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編集部コメント
「このチームのサッカーはこれ!と決めつけるのではなく、選手たちの意見や特徴を踏まえて学年ごとにサッカースタイルを考えています」と語る三浦代表。練習でも選手たちを決まったトレーニングに当てはめるのではなく、子どもたちに合っていそうなトレーニングを積極的に取り入れているのが印象的でした。指導者が子どもに合わせて内容を変化することで、子どもたちの良さを思いっきり伸ばしているチームがFC PERSIMMONなんだと感じました。
(文 編集部)
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