夏のトレーニングに最適!! ドイツ流少人数制サッカー指導法
2013年05月18日
サッカー練習メニュー数的有利な状況での練習メニュー
2対1や3対2といった数的有利な状況での練習も多くとり入れるべきでしょう。実戦で見かけるのは、せっかく有利な状況なのにいきなりドリブルでゴールに向かって突進してしまい、相手DFと2対1の有利な状態だったのが、普通の1対1の状況になりボールを失ってしまうシーンです。
あるいは周りのフリーの選手が我先にとゴール前に走りこんでしまった結果、交通渋滞をおこし、パスもドリブルもできずに打ったシュートが枠を越えて飛んでいくというシーン。試合中にビックチャンスは数えるほどしか訪れないはずです。数的有利を最大限に活かすためにはボール保持者は相手守備の注意を自分に引きつける必要があります。その隙に周りの選手はパスをフリーで受けられるポジションに移動しておかなければなりません(図1)。
動き出しがなく足元へパスをつないでいるだけでは状況は変わりません。相手守備を動かすためにまず自分たちが動く。そして練習では可能な範囲で攻守の切り替えのある形を推奨します(練習②)。
成長に必要なのは何を何回やったのかという記録ではなく、より試合に近い緊張感の中で重ねた成功体験です。例えば、リフティングが100回できるのはすごいことだと思いますが、それより相手プレッシャーのある中での3回、正確な意図のあるリフティングができた方がよほど試合で活きるのではないでしょうか。
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