サッカー母ちゃんの”まだまだ”ドタバタ日記「第23回 高校生でオスグッド?」
2013年09月12日
コラム「林先生のとこ、予約入れて! オスグッドんとこ痛いんだよ」と長男。
なにィ~!?
林先生は、いつもお世話になっている整骨院の先生です。長男のサッカー関連のケガ一切を治してくれた先生。
「おかしいなぁ。オスグッドなんて、小学校のときにやって、治ったじゃん」
とにかく、先生のところへ出かけて行きました。
「ええ?オスグッド? オスグッドって普通、小学生がなるものなんだけど」
先生も首をひねります。
「あの~、でも、大学生も、『オスグッド痛え』なんて言ってる人いますけど…」
「いますよ。でも、それはずーっと治ってない人の場合ですね。君の場合は、えーと、昔治療して、治しているよね。だから、普通は再発しないはずなんだけど……」
「あ、そこです、そこが痛いです」
先生も、長男も、もう慣れたもの。問題のある部分をすぐに見つけ出し、先生が手技を施していきます。
「腿もパンパンだね。よっぽど無理した?」
「ああ、合宿でけっこう。毎日2試合、ギリギリの人数でエントリーしてたから交代なしでやってたし……疲れました」
母ちゃん、気になってたことを聞いてみます。
「あのう、オスグッドになるって、まだ成長途中だからですかね?」
「いや、そうじゃないですよ。今回はオスグッドというより、疲労でしょうね。超音波で見てもわかるんですけど、小学生とかのオスグッドの場合は、骨の上に成長軟骨の部分がぼわっとかぶさっているんですけど、今見ても、その部分がないので」
なんだァ、がっかり。
「筋肉が疲労して、硬く短くなると、膝の靭帯を引っ張って膝に痛みが出てしまうんですよ。ちゃんとアイシングしてる?」
「いつもは、家に帰って冷やしてるんですけど。合宿中だったんで」
「そうか。車のエンジンと同じで、熱くなったときにすぐ冷やさないと、オーバーヒートして、故障しちゃうんだよ。ホントは試合が終わったらすぐに冷やすのがいいんだけどね」
高校生の合宿では、なかなかそうはいかないよなぁ。
「あと、走り方。膝に負担のかかる走り方してると思うよ。ボールのそばにいる時は腰を低く落とした姿勢でもいいけど、長く走るときは、陸上選手みたいな姿勢で走って」
「陸上選手?」
「そう。体を起こして、姿勢をまっすぐに」
「ああ……。できるかなぁ」
「できなくても、心がけてみて。じゃないと、また同じ障害出ちゃうから」
無事、1回の治療で痛みをとってもらうことができました。
帰り道、
「陸上選手みたいに、って言ってもな~、それだと走りにくいよな」
「陸上選手っていうか、クリロナの走り方じゃない? ウン、変えたほうがいいよ、走り方。本田選手だって長友選手だって、大人になってから走り方変えてスピード上げてるんだからサ」
母ちゃんてば、言うは易し。
あれから、2週間、おかげさまで痛みは出ていません。
走り方が変化してるかどうかはわかりませんが……。
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